熊谷市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、面接カード、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接においては、志望自治体や近隣自治体の基本的な情報を押さえることが何よりも大切です。
熊谷市ならではの特色を理解し、面接対策に活かしてください。
なお、その他の埼玉県内の自治体については下記の記事からご確認いただけます。
市の概要
・埼玉県の北部に位置する。
・可住地面積は県内第2位と、県北部の中心都市となっている。
・JR上越・長野新幹線や高崎線、秩父鉄道など、鉄道網が特に充実しており、新幹線を利用すればJR東京駅まで40分ほどで行けることから、東京都心部への通勤や通学者が多い。
・市内は、JRと秩父鉄道が乗り入れる「熊谷駅」を中心に商業施設や宿泊施設が集積し、北方面に向かって住宅地が広がっている。
・利根川沿いや荒川の南部は農業用地が多く見られる一方、広大な土地を利用して工業団地も造成している。工業製品の出荷額は県内でも上位に位置している。
基本データ
熊谷市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押えておきましょう。
面積
・総面積…約160㎢
・可住地人口密度…約1300人/㎢
人口統計
・人口総数…約19万人
・年少人口率(15歳未満)…約11%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約59%
・高齢人口率(65歳以上)…約30%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-8.1人
・外国人人口数…約4000人
・転入者数…約8000人
・転入率(人口1000人当たり)…約40人
・転出者数…約8000人
・転出率(人口1000人当たり)…約41人
※最新のデータに基づいて算出
財政状況
・歳入額…約940億円
・歳出額…約880億円
・地方税…約300億円
・財政力指数…0.87
・実質公債費比率…-0.8%
・将来負担比率…0%
・経常収支比率…約86%
・地方交付税依存度…5.4%
※最新のデータに基づいて算出
各種産業の特徴
熊谷市の各種産業についても整理しておきましょう。
農業・水産業
・市の面積の38%を田んぼと畑が占めており、農業がとても盛んな地域となっている。米麦の二毛作地帯が広がり、利根川沿いの肥沃な土地には野菜なども栽培されてきた。
・主な農産物は米や麦で、野菜ではキュウリやホウレンソウ、トマト、ネギ、ヤマトイモ、ニンジンなどが生産されている。
・在来大豆が多く作られており、その中でも「妻沼茶豆」は独特の風味と甘みが強く、味の良さは抜群である。お菓子やお惣菜だけでなく、お茶や珈琲などいろいろな商品に使用されている熊谷市の特産品となっている。
・「ミニくま」と呼ばれるミニ野菜の生産にも注力しており、2005年(平成17年)頃より栽培されるようになった。カリフラワーやダイコン、キュウリ、白菜などが作られている。
・海に面していない熊谷市では水産業はほとんど見られないが、埼玉県のブランド水産物「ホンモロコ」の養殖が一部で行われている。
工業・産業
・熊谷市では、東西に国道17号線、南北に国道407号線が走り、他にも140号、125号も市内から分岐している。埼玉県北部における交通の要衝として知られ、アクセス面の優位性を活かして工業が盛んに行われている。
・第二次産業の従事者割合は約23%であり、製造品出荷額では県内第3位につけ、埼玉を代表する工業都市となっている。製造費出荷額の内訳では、化学関連が突出して高い。
・市内には工業団地が多く存在しており、主なものに熊谷工業団地、上之工業団地、御稜威ヶ原工業団地、妻沼東部工業団地、妻沼西部工業団地、船木台工業団地がある。
・熊谷工業団地においては、大手カメラメーカーや金属、建材、セメント、コンクリート、化粧品などの工場が存在しており、様々な工業製品が作られている。
商業・サービス業
・江戸時代の熊谷の地には中山道の宿場「熊谷宿」が置かれ、明治初期には熊谷県の県庁所在地となった。大正から昭和にかけて関東大震災や大戦での空襲といった惨禍に見舞われるものの、その後復興し、平成の大合併を経て、埼玉県北部における経済拠点へと成長した。
・熊谷駅周辺には、駅ビルと連結された複合商業施設や商店街などがある。
・駅の北西部の星川地区は、古くから市内最大規模の繁華街として発展してきた。近年は後継者不足などにより衰退傾向になるものの、新たなイベントや空き家利活用などを進め活性化策も講じられている。例えばそのひとつ「星川夜市」は、数十店舗の露店が並ぶナイトバザールで、地元住民や観光客に親しまれている。
・熊谷市は全国的に見て気温の高い街として有名。そのため、かき氷のブランド「雪くま」を推進しており、ご当地グルメとして普及しつつある。
総合計画・基本構想等
総合計画や基本構想とは、自治体の指針となるものです。
全体に目を通し、目指している方向性などの全容を掴むことが大切です。
さらに、あなたの興味・関心に合わせて、個別の計画や取組についても調べてみてください。
面接カード
熊谷市役所の面接カードの内容を掲載しています。
これを参考に、実際に面接カードを作ってみましょう。
※過去のものとなりますので、あらかじめご了承ください。
・学生生活の中で、最も自分の力を注いだこと
・自分の長所と思う点
・自分の短所と思う点
・趣味
・特技
・ボランティア活動の経験
・アルバイトの経験(仕事の内容)
・休日の過ごし方
・最近、関心を持った事柄、関心を持った理由
・あなたが過去数年間に力を入れて取り組んだこと(学生生活以外)
・あなたの住む街をより良い街にするためには、何をすれば良いと思うか
隣接する市
公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
最低限、隣接する市については理解を深めておきましょう。