新座市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、面接カード、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接対策においては、まずは志望自治体に関連する基本的な情報を押さえることが大切です。
面接で聞かれ得るというのはもちろんですが、志望自治体や業務への理解を深めるために大いに役立つからです。
そして、そうした情報を面接での回答に活用することができれば、面接官に対してより説得力のある説明ができることでしょう。
この記事を通して志望自治体ならではの特色を理解し、ぜひ面接対策に活かしてください。
なお、その他の自治体については下記の記事からご確認いただけます。
市の概要
市の全体像を把握するため、新座市の概要について整理しておきましょう。
・埼玉県南西部に位置し、西部及び南部は東京都と隣接している。
・首都圏近郊都市として、市域全域に住宅地が広がっている。
・JR武蔵野線、東武東上線、西武池袋線の3本の鉄道が走り、通勤・通学などの交通アクセスが良好である。
・JR武蔵野線新座駅周辺は住宅や商業施設が集まり、市の中心街として大勢の人でにぎわう。市を横断する国道254号線沿線にも商業施設が数多く建ち並び、北部では国道463号線と交差して物流の要衝として活躍している。
・中央部には豊富な緑に包まれた平林寺がある他、野火止用水沿いには四季の草木が多く植えられ、自然を身近に感じられる。
基本データ
新座市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押さえておきましょう。
面積
・総面積…約23㎢
・可住地人口密度…約7700人／㎢
人口統計
・人口総数…約17万人
・年少人口率（15歳未満）…約13％
・生産年齢人口率（15～64歳）…約61％
・高齢人口率（65歳以上）…約26％
・人口1000人当たりの人口増減数…約-0.6人
・外国人人口数…約4000人
・転入者数…約8000人
・転入率（人口1000人当たり）…約49人
・転出者数…約7000人
・転出率（人口1000人当たり）…約45人
※最新のデータに基づいて算出
財政状況
・歳入額…約660億円
・歳出額…約620億円
・地方税…約250億円
・財政力指数…0.90
・実質公債費比率…5.1％
・将来負担比率…約25％
・経常収支比率…約81％
・地方交付税依存度…5.0%
※最新のデータに基づいて算出
各種産業の特徴
新座市の各種産業についても整理しておきましょう。
農業・水産業
・新座市は、首都圏から25km圏内に位置する都市農業地帯として知られる。
・主な農産物は、ニンジンやホウレンソウなどを主体とした、露地野菜の作付けが盛んである。
・「秋冬にんじん」は隣接する朝霞市とともに多く作られ、特産品に成長している。1967年（昭和42年）には指定産地となり、作付面積・出荷量ともに市内農業の多くを占めた。さらにうどんやケーキなど、様々な食品としても加工されている。
・新座市内には直売所が多く設置されており、地産地消にも積極的である。減農薬・減化学肥料にも取り組み、自然の力を最大限活かした農法が取り入れられている。
・果物ではブドウが生産されており、新座市内には、複数のぶどう園が点在している。観光果樹園としての機能も果たし、旬の季節には採りたてのブドウを堪能することができる。
・新座市周辺には海がないため、水産業はほとんど営まれていない。
工業・産業
・新座市は、柳瀬川や黒目川の開けた沖積低地と、それにはさまれた野火止台地から形成されている。江戸時代には川越藩主「松平信綱」により、大地開発が行われた。これにより宅地が広がり、宿場や交通の要所として発展していった。
・第二次産業の就業者割合は全体の約2割となっている。
・製造業の分野別では、印刷業や食品製造業などが事業所・従業員数ともに多い。印刷業では、大企業の事業所から中小企業までが混在している。食品部門においては、製パン工場や菓子工場が置かれている。
・新座市では周辺自治体と共同で作る仮想工業団地を形成しているのも特徴である。インターネット上に作られた空間で、市内にある製造業者が入居している。
商業・サービス業
・新座市は首都近郊に位置しており、交通利便性に優れている。同時に、豊かな自然と野火止用水や平林寺といった歴史的文化資産にも恵まれた緑豊かな都市として有名である。
・近年、土地区画整理事業によって住み良い都市環境が整備されており、市の魅力を活かした「観光都市にいざ」づくりが推進されている。
・商業の中心は志木駅で、駅を中心に市街地が発達している。
・大小合わせて13もの商店街があり、それぞれの商店街において、消費者の身近な買い物の場として地域に密着したサービスを展開してきた。例えば、志木駅南口商店会では、屋台村や歳末セールなどを行い、埼玉県からは「黒おび商店街」（他の商店街の模範になるような取り組みを行っている県内の元気な商店街）として認定を受けている。
総合計画・基本構想等
自治体において「総合計画」や「基本構想」など呼ばれているものは、自治体の指針となるものです。
まずは簡単にでもいいので全体に目を通し、その自治体が目指している方向性などの全容を掴むことがポイントです。
その後は、あなたの興味・関心に合わせて個別の計画や取組についても調べてみてください。
面接カード
新座市役所の面接カードの内容を掲載しているので、これを参考に実際に面接カードを作ってみましょう。
※過去のものとなりますので、あらかじめご了承ください。
・学歴、職歴
・免許、資格
自己紹介欄（各項目300字程度で記入してください。）
・新座市を志望する理由と新座市職員として取り組みたいことを記入してください
・あなたがこれまで最も力を入れて取り組んできたことを記入してください
・自己PRを記入してください
面接質問リスト
新座市役所の面接において、過去の受験生が実際に質問された内容をリストとして提供しています（下記のリンクからご確認いただけます）。
新座市役所で定番の質問をはじめ、一部の受験生しか聞かれていないものの、「いざ聞かれると答えに窮する」「準備しておかなければ答えられない」ような難易度の高い質問も収録しました。
質問されることをあらかじめ把握しておけば、面接試験は決して怖いものではありません。
このリストへの回答を事前に準備することで、新座市役所の面接試験を突破することができるでしょう。
隣接する市・区
公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
特に隣接する市・区は比較対象として挙げられやすいため、下記の自治体についても目を通しておくようにしましょう。
埼玉県
東京都
所属する都道府県
市役所を受験する場合でも、その自治体が所属する都道府県について聞かれることがあります。
志望先の関連情報として押さえておきましょう。
