野田市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、面接カード、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接においては、志望自治体や近隣自治体の基本的な情報を押さえることが何よりも大切です。
野田市ならではの特色を理解し、面接対策に活かしてください。
なお、その他の千葉県内の自治体については下記の記事からご確認いただけます。
市の概要
・千葉県の北西部に位置し、北部と東部は茨城県、西部は埼玉県に接している。
・市域は最北部から東部を流れる利根川と、西部を流れる江戸川、そして南部の利根運河までで、河川に囲まれる形となっている。
・堤防は一周約60kmのサイクリングロードとして整備され、散歩やジョギングコースとして親しまれている。
・産業面では、古くから醤油の醸造業が盛んで、交通網では、東武野田線と国道16号線が縦貫している。また、市営のコミュニティバスの「まめバス」が6ルートで運行しており、各駅や主要施設などの市域内の移動に活用されている。
基本データ
野田市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押えておきましょう。
面積
・総面積…約104㎢
・可住地人口密度…約1600人/㎢
人口統計
・人口総数…約15万人
・年少人口率(15歳未満)…約11%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約58%
・高齢人口率(65歳以上)…約31%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-2.2人
・外国人人口数…約4000人
・転入者数…約6000人
・転入率(人口1000人当たり)…約36人
・転出者数…約5000人
・転出率(人口1000人当たり)…約31人
※最新のデータに基づいて算出
財政状況
・歳入額…約640億円
・歳出額…約610億円
・地方税…約230億円
・財政力指数…0.84
・実質公債費比率…4.8%
・将来負担比率…約13%
・経常収支比率…約89%
・地方交付税依存度…8.5%
※最新のデータに基づいて算出
各種産業の特徴
野田市の各種産業についても整理しておきましょう。
農業・水産業
・産業では第二次産業と第三次産業が多くを占めており、第一次産業の就業者割合は1%未満である。
・市内最北端部に利根川、江戸川が流れ、水資源が豊富である。その水資源を活かして2009年(平成21年)から栽培を始められている黒酢米が、野田市特有の農産物として認知度を得るようになった。黒酢米は稲の健全育成を目的として、玄米黒酢を散布している、全国的にも珍しい栽培方法である。減農薬や化学肥料による「ちばエコ農産物認証」を受けており、安全で安心なおいしいお米として知られている。
・日本有数の生産高を誇る枝豆については、そのおいしさから「野田の枝豆」として有名である。有機肥料や減農薬で栽培され、ブランド農産物として認知されている。
・野田市では水産業はほとんど見られないが、子ども達に魚の養殖の体験教室を開くなどして、内水面漁業への理解と振興を目的とした活動を行っている。
工業・産業
・野田市の第二次産業就業者割合は全体の約4分の1で、製造品出荷額は約4,100億円。そのうち4分の1を食料品製造が占めているのが特徴的で、特に醤油醸造業が有名である。江戸時代から野田の地で醤油が作られるようになり、1887年(明治20年)には「野田醤油醸造組合」が結成された。これがのちの「キッコーマン株式会社」となり、野田市はキッコーマンの企業城下町として発展していった。市内に残る豪商の屋敷や醤油蔵は「野田市の醸造関連遺産」として近代化産業遺産に認定された。
・国道16号沿いには中里工業団地、南部工業団地、野田工業団地が立地している。その他にも多くの工業団地があり、製造業が盛んである。南部工業団地にある変電所は世界最大級の規模を誇り、1999年(平成11年)にギネス世界記録にも認定されている。
商業・サービス業
・野田市では古く、江戸川や利根川を利用した水運が発達し、大都市・江戸へ醤油などの製造品が多く出荷されていた。明治期に鉄道が整備されるようになると、工業化がさらに進展した。
・近年は東京のベッドタウンとして宅地開発が広く進められ、それに伴い商業も発展した。
・東武野田線の野田市駅・愛宕駅周辺が中心市街地となっている。市街地から野田市駅にかけては、醤油蔵やそれを取り囲むレンガ塀、醤油醸造の中核を担ってきた醸造家の住宅があり、観光資源へと変わった。愛宕駅前には「野田市本町会」という商店街があり、多くのお店が軒を連ねる。
・郊外型や沿道型の大型店の立地も進展し、大規模ショッピングセンターも数多くある。1989年(平成元年)オープンの「野田ショッピングセンター・ノア」は遊園地を併設し、市内商業に大きく寄与し、同時に市民の憩いの場になった。
総合計画・基本構想等
総合計画や基本構想とは、自治体の指針となるものです。
全体に目を通し、目指している方向性などの全容を掴むことが大切です。
さらに、あなたの興味・関心に合わせて、個別の計画や取組についても調べてみてください。
面接カード
野田市の面接カードの内容を掲載しています。
これを参考に、実際に面接カードを作ってみましょう。
※過去のものとなりますので、あらかじめご了承ください。
・学歴
・職歴
・資格
・「野田市を志望した動機」を簡潔に書いてください。(200 文字程度、5 行以内)
・ゼミ研究課題、得意な科目、得意分野など
・所属したクラブ活動、サークル活動
・あなたが考える自分の性格(具体的に記入)(長所、短所)
・「今まで力を入れて取り組んできたこと」を簡潔に書いてください。(150 文字程度、4 行以内)
・「最近関心を持った事とあなたの考え」を簡潔に書いてください。(150 文字程度、4 行以内)
・自己PR欄(あなた自身のことを具体的にアピールしてください。)
・趣味、特技、得意なスポーツ等
・現在までの就職活動の状況(国家公務員、地方公務員、民間企業)
隣接する市
公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
最低限、隣接する市については理解を深めておきましょう。