【八代市役所】面接対策・基本情報まとめ

八代市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、面接カード、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接においては、志望自治体や近隣自治体の基本的な情報を押さえることが何よりも大切です。
八代市ならではの特色を理解し、面接対策に活かしてください。

なお、その他の熊本県内の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overviewまずは八代市の概要について整理しておきましょう。

・八代市は、熊本県南部の山や川、海と広大な平野の多様な自然に恵まれた街である。

・東側は、九州山地へ連なる山々が宮崎県と接し、西側は、対岸に天草諸島が望める波静かな八代海が広がっている。そこに伸びる沖積平野は、日本三大急流のひとつである球磨川と氷川から流れ下った土砂が堆積してできたものである。また、江戸時代の干拓事業によって造成された土地が広がっている。

・八代市は農業が盛んな地域で、畳表の原料となるいぐさの生産は、国産の約8割を占め日本一である。また八代港を中心にした県内有数の工業都市でもある。

・交通アクセス面では、1980年(昭和55年)に九州縦貫自動車道八代IC、2001年(平成13年)には南九州西回り自動車道日奈久ICが開通した。2004年(平成16年)には九州新幹線鹿児島ルートと在来線の併設駅として新八代駅が開業した。2011年には、九州新幹線が全線開通し、それに伴いJR鹿児島本線の八代-川内間が経営分離され、第三セクター「肥薩おれんじ鉄道」として開業している。

・海の玄関口である八代港には、1999年(平成11年)、韓国・釜山港を結ぶコンテナ定期航路が開設され、国際港として発展している。

基本データ

fundamental-data八代市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押えておきましょう。

面積

・総面積…約681㎢
・可住地人口密度…約700人/㎢

人口統計

・人口総数…約12万人
・年少人口率(15歳未満)…約12%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約53%
・高齢人口率(65歳以上)…約35%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-11人
・外国人人口数…約3000人
・転入者数…約5000人
・転入率(人口1000人当たり)…約38人
・転出者数…約5000人
・転出率(人口1000人当たり)…約37人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約840億円
・歳出額…約820億円
・地方税…約150億円
・財政力指数…0.50
・実質公債費比率…9.2%
・将来負担比率…90%
・経常収支比率…約89%
・地方交付税依存度…20.0%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

八代市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・八代市には、西に不知火海(八代湾)があり、東部から南部にかけては九州山地がそびえている。沿岸部の平野部は、江戸時代から数度の干拓が行われ、河川も複数流入することから農業が盛んである。

・い草の生産地として有名で、室町時代における茶の湯文化の発展により、需要が増大したことから、さらに知名度を上げることになった。八代の地は水はけが良くなく、湿地でも育つい草の栽培が盛んになったという背景がある。

・トマトや晩白柚も特産品である。トマトは日本でトップクラスの生産量を誇り、なかでも冬春トマトの栽培が盛んである。晩白柚は世界一大きな柑橘類で、昭和時代に台湾から輸入され、八代の風土に適していることから栽培が盛んになった。

・その他、平野部ではメロン、イチゴ、山間部では茶、生姜の生産も見られる。

・水産業では、不知火海を中心に行われ、エビや貝漁、ノリ、牡蠣の養殖が営まれている。

工業・産業

・八代の地では江戸時代後期頃から干拓が進められ、水路や石橋など様々な土木工事が行われた。これにより農業が盛んになり、都市としても発展していくこととなった。

・明治期になると近代工業化が進展した。八代港が整備されると、1890年(明治23年)には九州最初のセメント工場が完成し、1896年(明治29年)にはこちらも九州初となる製紙工場が建てられた。その後、チッソ工場、酒造工場などが相次いで造成され、戦争期には軍需産業が発展した。1964年(昭和39年)に新産業都市に指定され、一時期は北九州工業地帯に次ぐ規模の工業都市になった。

・戦後、沿岸部の「八代臨海工業地域」には、製紙、パルプ産業、金属製品、食品加工など、数多くの分野の製造業が進出した。

・特産品のい草の加工が盛んで、畳表をはじめ、寝ござやコースター、草履などのい草関連製品が作られている。

商業・サービス業

・八代の地は古くから田園工業都市として栄え、明治期以降の工業化に伴い商業発展も進んだ。1940年(昭和15年)に市制が施行されて八代市が誕生すると人口も増加し、県内有数の都市として発展してきた。

・市の中心となる駅は、九州新幹線の「新八代駅」、JR鹿児島本線「八代駅」など。中心市街地は八代駅の西側に広がり、八代城跡付近に都市機能が集中している。ここには市役所が置かれている他、「本庁商店街」「通町商店街」など古くからの繁華街も立地しており、近隣住民の憩いの場として機能している。

・八代市は観光資源も豊富である。11月に開催される「妙見祭」は、ユネスコ無形文化遺産にも登録され、豪華絢爛な山車が街を練り歩く光景は壮観である。

・その他、「やつしろ全国花火競技大会」や歴史ある温泉地「日奈久温泉」なども人気の観光スポットとして知られている。

総合計画・基本構想等

general-plan

総合計画や基本構想とは、自治体の指針となるものです。
全体に目を通し、目指している方向性などの全容を掴むことが大切です。
さらに、あなたの興味・関心に合わせて、個別の計画や取組についても調べてみてください。

面接カード

resume

八代市の面接カードの内容を掲載しています。
これを参考に、実際に面接カードを作ってみましょう。
※過去のものとなりますので、あらかじめご了承ください。

・最終学歴(学校名、学部・学科名)
・専攻分野(卒論、ゼミナール、演習のテーマ)
・職歴(ある場合、その主な職務内容)
・趣味、娯楽
・好きなスポーツ
・これまでに力を入れて取り組んだ活動、印象に残った体験(①学業や職務において、②社会的活動や学生生活において(アルバイトを含む))
・最近関心を持ったこと
・八代市役所を志望した理由
・自分の長所・セールスポイント

近隣の市

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
最低限、近隣の市については理解を深めておきましょう。

熊本市

所属する都道府県

熊本県

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

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