【合志市役所】面接対策・基本情報まとめ

合志市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接においては、志望自治体や近隣自治体の基本的な情報を押さえることが何よりも大切です。
合志市ならではの特色を理解し、面接対策に活かしてください。

なお、その他の熊本県内の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overviewまずは合志市の概要について整理しておきましょう。

・熊本市の北東部に位置する。

・北部は、阿蘇の火山灰が降り積んだ黒ボク土と呼ばれる火山灰性腐植土に覆われた広大な農地が広がり、県内有数の農業地帯である。

・熊本市に隣接しているため、ベッドタウンとして開発も進み、熊本県内の他の市区町村が人口減少にある中、合志市では人口増加の傾向にある。

・市内をほぼ南北に通る国道387号線(日田街道)沿いは、熊本市の北部一帯に隣接する新市街地として住宅団地が造成され、商業地としての開発も進行している。日田街道と並ぶように熊本電鉄藤崎線があるため、熊本市内への交通の利便性が良く、住宅地として人気の高い地域である。

・市内には三菱電機熊本工場やJT西日本原料本部をはじめ、セミコンテクノパークや栄工業団地など4つの工業団地が立地する工業地帯でもある。

基本データ

fundamental-data合志市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押えておきましょう。

面積

・総面積…約53㎢
・可住地人口密度…約1300人/㎢

人口統計

・人口総数…約6万人
・年少人口率(15歳未満)…約18%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約58%
・高齢人口率(65歳以上)…約24%
・人口1000人当たりの人口増減数…約12.1人
・外国人人口数…約400人
・転入者数…約3000人
・転入率(人口1000人当たり)…約51人
・転出者数…約2000人
・転出率(人口1000人当たり)…約38人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約290億円
・歳出額…約270億円
・地方税…約70億円
・財政力指数…0.66
・実質公債費比率…6.7%
・将来負担比率…0%
・経常収支比率…約88%
・地方交付税依存度…17.3%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

合志市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・合志市の地形は台地状の平地で、北部に阿蘇山の火山灰が積もった「黒ボク」と呼ばれる土壌が広がる。火山灰性腐植土に覆われた広大な大地は畑作に適しており、県内有数の穀倉地帯として有名である。

・かつては水資源が乏しい地域であったが、戦国時代に加藤清正が新田開発を実施。市域の南端部を流れる堀川を開削して以降、農業が盛んになった。市内には農業関係の研究所や教育機関も立地している。

・合志市の農業は、戦前までは桑園が広がり、養蚕が盛んに行われていたのが特徴である。同時に、麦、陸稲、豆、サツマイモなどの自給作物も栽培されていた。

・近年は畑作や花卉栽培、畜産業が盛んである。米作や葉タバコ、花卉栽培、蔬菜園芸が行われ、なかでもスイカとネギは市を代表する特産品である。

・畜産分野では酪農が中心に営まれている。

・海に面していない合志市では、水産業はほとんど行われていない。

工業・産業

・合志市では、昭和40年代まで純農村地帯が広がり、周辺地域には地元の中小企業が数件あるのみであった。昭和50年代になると、熊本ICから福岡IC間の九州自動車道が開通。葉タバコの生産地であったこの地に、当時の専売公社の原料工場が進出した。さらに、バイク・自動車部品メーカーなどの大型工場も立地するようになり、工業化が始まった。

・熊本空港へのアクセスが良いことから、市内には工業団地が複数立地している。平成末期ごろには工業製品出荷額県内トップクラスの工業都市に発展した。

・市域西部にある「セミコンテクノパーク」は、県内有数の企業集積地として有名で、交通利便性の高さから、進出希望の企業も絶えない地域である。

・農業が盛んであることから、食品製造業も盛んである。優れた商品を「合志ブランド認証品」として認証し、地場産業の活性化を図っている。

商業・サービス業

・合志市の地は戦国時代、加藤清正により灌漑対策が行われ、穀倉地帯として発展した。江戸時代になると、隈府町(現在の菊池市)に至る南北と東西の往還が交わる交通の要所として繁栄するようになる。熊本の城下町からも近く、定期的に市が開かれ多くの人でにぎわった。

・昭和後期には工業化が進み、住宅開発も盛んに行われるようになる。熊本市中心部まで30分ほどでアクセスが可能なことから、ベッドタウンとしても成長した。そのような背景から、1980年(昭和55年)から2015年(平成27年)の間に、市内人口はほぼ倍増している。

・市内南部には熊本電気鉄道の菊池線が走り、その沿線に商圏や宅地が立地している。市役所の最寄駅、熊本電鉄「御代志駅」は市の中心駅となっており、周辺は商業施設の誘致を含め、再開発が進められている。

総合計画・基本構想等

general-plan

総合計画や基本構想とは、自治体の指針となるものです。
全体に目を通し、目指している方向性などの全容を掴むことが大切です。
さらに、あなたの興味・関心に合わせて、個別の計画や取組についても調べてみてください。

隣接する市

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
最低限、隣接する市については理解を深めておきましょう。

熊本市

所属する都道府県

熊本県

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

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