【別府市役所】面接対策・基本情報まとめ

別府市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接においては、志望自治体や近隣自治体の基本的な情報を押さえることが何よりも大切です。
別府市ならではの特色を理解し、面接対策に活かしてください。

なお、その他の大分県内の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overviewまずは別府市の概要について整理しておきましょう。

・瀬戸内海に面しており、大分県の東海岸のほぼ中央に位置している。

・「国際観光温泉文化都市」、「国際会議観光都市」に指定されており、観光都市として全国的に有名である。

・産業では第三次産業が多くを占めており、宿泊業や小売業でにぎわう街となっている。

・全国的にも有名な「別府温泉」は、別府八湯と呼ばれる8つの温泉エリアに分かれており、湧出量は全国トップクラスである。温泉は浴用以外にも、止血剤、製紙などに用いられる明礬の生産や、地熱発電、医療など様々な産業に利用されている。

・特産品である別府竹細工は、温泉と共に別府市が誇る伝統的な美術工芸品である。

・市内には国道10号やJR日豊本線が通過し、大分市へのアクセスが良好である。そのため、大分市のベッドタウンとしても機能している。その他、別府港も立地しており、陸海空の交通網が整備された都市として発展してきた。

基本データ

fundamental-data別府市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押えておきましょう。

面積

・総面積…約125㎢
・可住地人口密度…約2600人/㎢

人口統計

・人口総数…約11万人
・年少人口率(15歳未満)…約11%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約55%
・高齢人口率(65歳以上)…約34%
・人口1000人当たりの人口増減数…約2.5人
・外国人人口数…約4000人
・転入者数…約7000人
・転入率(人口1000人当たり)…約57人
・転出者数…約5000人
・転出率(人口1000人当たり)…約43人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約620億円
・歳出額…約600億円
・地方税…約140億円
・財政力指数…0.57
・実質公債費比率…2.9%
・将来負担比率…0%
・経常収支比率…約91%
・地方交付税依存度…16.8%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

別府市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・大分県の東海岸中央に位置する別府市は、日本を代表する温泉地として有名である。別府温泉は日本トップクラスの湧出量を誇り、国内外から多くの観光客が訪れる。また、温泉熱を利用した産業が見られるのも別府市の特徴である。

・第一次産業の分野では、花卉栽培が盛んで、蒸気熱を利用したエコな栽培方法は近年注目を集めている。ビニールハウスに蒸気熱を通すことでハウス内の温度を適切に保持し、シクラメンや洋ラン、カーネーションなど、様々な観賞用植物が育てられている。

・その他に、お米やネギ、ホウレンソウなどが特産品として有名である。

・水産業では別府湾で漁獲されるシラスが有名である。加工されたシラスは、「豊後別府湾ちりめん」としてブランド化も進められている。

・温泉水を利用した鯉の養殖が行われているのも大きな特徴である。

工業・産業

・別府の歴史は温泉とのかかわりが非常に強く、豊富な湯量を誇る別府温泉とともに発展を続けてきた。鎌倉時代には負傷した武士のための療養所が作られ、江戸時代には温泉場として多くの人が別府に訪れたといわれている。

・明治期に入ると関西・四国航路が開設され、さらに鉄道網も発達した。大正時代には海岸線一帯に旅館街が形成され、観光温泉地としての特色が濃くなっていく。その影響から第三次産業の就業者割合が高く、サービス業や宿泊業が市の基幹産業となった。

・製造業では菓子類、土産物などの製品が多く作られており、ここでも観光都市としての片鱗が見てとれる。製造品出荷額の内訳で見ても食料品製造業が多くの割合を占有している。次に続くのは印刷関連業である。

・伝統産業では「藍胎漆器」や「別府つげ工芸」、「別府竹細工」などが有名で、別府竹細工は1979年(昭和54年)に伝統的工芸品の指定を受けた。

商業・サービス業

・古くから温泉の街として発展をしてきた別府市では、商業が盛んである。明治期から大正時代にかけて観光業が本格的に栄えるようになり、九州を代表する観光地として有名になった。

・昭和から平成にかけては、「大分自動車道」や「やまなみハイウェイ」などの高速道路も整備され、アクセスも改良された。1950年(昭和25年)には国際観光温泉文化都市に指定された。

・中心市街地は別府駅周辺に広がり、商業機能が集積している。沿岸部にある「別府タワー」は街のシンボルとなっている。

・数多くの商店街があるのが特徴で、「駅前通り商店街」、「ソルパセオ銀座」、「ホットストリートやよい」などがある。各商店街ともに多くの商店が並んでおり、季節のイベントも多数開催することで近隣住民のニーズに応え、観光客を楽しませてきた。

総合計画・基本構想等

general-plan

総合計画や基本構想とは、自治体の指針となるものです。
全体に目を通し、目指している方向性などの全容を掴むことが大切です。
さらに、あなたの興味・関心に合わせて、個別の計画や取組についても調べてみてください。

隣接する市

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
最低限、隣接する市については理解を深めておきましょう。

大分市

所属する都道府県

大分県

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

大分県