【鹿屋市役所】面接対策・基本情報まとめ

鹿屋市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、面接カード、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接においては、志望自治体や近隣自治体の基本的な情報を押さえることが何よりも大切です。
鹿屋市ならではの特色を理解し、面接対策に活かしてください。

なお、その他の鹿児島県内の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overviewまずは鹿屋市の概要について整理しておきましょう。

・大隅半島のほぼ中央に位置する。

・2006年(平成18年)に旧鹿屋市と周辺自治体が合併し誕生した。

・市の北西部には日本の自然百選にも選ばれている高隈山系が連なっている。南東部には、肝属山地の山林地帯が続いており、その谷間にシラス台地の笠野原台地と鹿屋原台地が広がる。そこに続く肝属平野の中央を肝属川が流れている。

・西部は錦江湾に面する緩やかな海岸線が存在している。

・温暖な気候を活かした農業と畜産業が盛んで、黒豚やブロイラー、落花生やサツマイモなどの特産品が有名である。

・鹿屋市には地方法務局や鹿屋税務署、大隅地域振興局などの国や県の行政機関があり、大隅半島の行政や経済の中心都市としての役割も担っている。

基本データ

fundamental-data鹿屋市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押えておきましょう。

面積

・総面積…約448㎢
・可住地人口密度…約500人/㎢

人口統計

・人口総数…約10万人
・年少人口率(15歳未満)…約15%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約55%
・高齢人口率(65歳以上)…約30%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-7.4人
・外国人人口数…約1000人
・転入者数…約5000人
・転入率(人口1000人当たり)…約46人
・転出者数…約5000人
・転出率(人口1000人当たり)…約47人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約660億円
・歳出額…約630億円
・地方税…約120億円
・財政力指数…0.48
・実質公債費比率…5.8%
・将来負担比率…0%
・経常収支比率…約88%
・地方交付税依存度…20.9%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

鹿屋市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・鹿屋市の北部は山地が広がり、中央部に平野部が続いている。気候は温暖で、それを活かした農業や畜産業が盛んである。

・農業では落花生やサツマイモ、お茶などが特産品である。その他にもゴボウやニンジン、サツマイモ、ブロッコリーなど様々な野菜が生産されている。

・畜産業では養豚や肉用牛、乳用牛などが肥育されており、いずれの生産額も九州内で指折りである。鹿屋市で育てられる鹿児島黒牛は一頭一頭丁寧に育てられ、日本を代表するブランド牛として知られる。また、鹿児島黒豚も多く育てられており、薩摩出身の西郷隆盛も好んで食べていたと言われている。

・水産業では、カンパチの水揚げ高が全国トップクラスである。市の西側に位置する鹿児島湾沿いではカンパチの養殖が盛んで、市内で水揚げされるものは「かのやカンパチ」と呼ばれる。

工業・産業

・鹿屋の地は江戸時代、島津氏によって統治されており、薩摩藩の一部として成り立っていた。鹿屋地域には鹿屋郷、大姶良郷など8つの郷(江戸時代の行政単位)が置かれ、そこを中心として農村が形成されることとなる。

・明治時代になると道路網が整備され、都市化が進展した。1912年(大正元年)には鹿屋町が誕生し、1915年(大正4年)には鉄道が開通する。昭和期には工業化も進み、市内に「鹿屋内陸工業団地」が立地すると、電子工業や繊維製造業などの事業者が籍を置くこととなった。

・古くから第一次産業が基幹産業として栄えていることもあり、食品加工業も盛んである。市街地北部にある「大隅加工技術研究センター」は鹿児島県の施設で、農産物の高付加価値化を図るべく、2013年(平成25年)に設立された。食品の加工技術の開発・研究が行われている。

商業・サービス業

・鹿屋市は2014年(平成26年)に東九州自動車道が市内で開通したことで、九州の各都市へのアクセスが容易となった。鉄道は通っていないため、公共交通機関はバスがメインであることも特徴的である。

・中心市街地は北田・本町地区に広がり、歓楽街や金融機関などが集まる。この地にはかつて「桜デパート」という大隅半島唯一の百貨店が存在していたが、1994年(平成6年)に惜しまれながら閉店し、その後は再開発事業により大型商業施設が作られている。

・近年は幹線道路沿いにロードサイド店舗が点在しており、国道220号(鹿屋バイパス)や県道68号線沿いに商業集積が見られるようになった。車社会である地域特有の商業展開がなされている。

・古くは軍都として栄えた鹿屋市には、「鹿屋航空基地史料館」があることでも有名である。戦争の歴史や旧日本海軍にまつわる資料が展示されている。

総合計画・基本構想等

general-plan

総合計画や基本構想とは、自治体の指針となるものです。
全体に目を通し、目指している方向性などの全容を掴むことが大切です。
さらに、あなたの興味・関心に合わせて、個別の計画や取組についても調べてみてください。

面接カード

resume

鹿屋市の面接カードの内容を掲載しています。
これを参考に、実際に面接カードを作ってみましょう。
※過去のものとなりますので、あらかじめご了承ください。

【エントリーシート】
・経歴(学歴、職歴)
・資格、免許
・これまでの職務経験において取り組んできたことや成果について、具体的に記入してください
・受験の志望動機、理由
・市職員としてやってみたい仕事や業務及びその理由
・あなたのこれまでの経験や知識等を挙げた上で、 鹿屋市が取り組むべき課題を挙げて、 あなたならどのような取組を行いたいか、あなたの考えを記入してください。
・希望所属等
・最近関心を持った社会問題や出来事、日頃から興味を持って取り組んでいることは何ですか。 また、そのことについて、あなたはどう考えますか。
・あなたの人柄について、 エピソードなども入れて具体的に記入してください。
・これまでの学校生活、 社会活動、 職業体験、 留学などの中で、最も力を入れてきた事柄について記入し、それに取り組む課程で直面した困難等に対して、 どのような行動役割をしたのかできるだけ具体的に記入してください。
・卒論、ゼミのテーマ
・趣味等

【面接カード】
・受験番号
・氏名
・志望理由や市職員とし てやりたいこと
・鹿屋市の施策・取組について(本市の施策・取組について興味・関心がある事項を記入してください)
・スポーツ、文化芸術活動、ボランティア活動での実績、入賞・活動記録等のほか、自己PRについて記入して下さい。
・資格取得状況
・併願状況

隣接する市

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
最低限、隣接する市については理解を深めておきましょう。

霧島市

所属する都道府県

鹿児島県

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

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