【宜野湾市役所】面接対策・基本情報まとめ

宜野湾市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接においては、志望自治体や近隣自治体の基本的な情報を押さえることが何よりも大切です。
宜野湾市ならではの特色を理解し、面接対策に活かしてください。

なお、その他の沖縄県内の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overviewまずは宜野湾市の概要について整理しておきましょう。

・沖縄本島中南部に位置し、覇市から北に約12km、沖縄市より南に約6kmの地点に位置し、浦添市を含む5市町村と隣接している。

・市のキャッチフレーズは「ねたての都市ぎのわん」である。「ねたて」とは、琉球の言葉で「物事の根元」「まつりごとの中心地」という意味で、古謡「おもろさうし」にも登場している。

・市域面積の多くを普天間基地が占めており、それを囲うように国道58号線や国道330号線などの幹線道路が通過している。

・沖縄自動車道の北中城IC、西原ICへも近く、沖縄本島の中部及び北部を結ぶ交通上の要衝となっている。

・市内西側には「沖縄コンベンションセンター」と「宜野湾海浜公園」が立地するなど、観光、商業地域として発展を続けてきた。

基本データ

fundamental-data宜野湾市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押えておきましょう。

面積

・総面積…約20㎢
・可住地人口密度…約5400人/㎢

人口統計

・人口総数…約10万人
・年少人口率(15歳未満)…約17%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約63%
・高齢人口率(65歳以上)…約20%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-0.5人
・外国人人口数…約2000人
・転入者数…約5000人
・転入率(人口1000人当たり)…約53人
・転出者数…約5000人
・転出率(人口1000人当たり)…約55人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約540億円
・歳出額…約530億円
・地方税…約120億円
・財政力指数…0.67
・実質公債費比率…7.0%
・将来負担比率…約58%
・経常収支比率…約89%
・地方交付税依存度…12.6%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

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宜野湾市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・沖縄本島中南部の東シナ海に面している宜野湾市の気候は亜熱帯性で、1年を通じて温暖である。春から夏にかけては雨量が多く、夏から秋にかけては熱帯性低気圧の進路となり、台風が多く到来する。

・農業についてはキクとタイモの生産が見られ、特に市内西部の大山地域では豊富な湧水を利用したタイモ栽培が盛んである。国道58号線と宜野湾バイパスの間には「大山タイモ畑」が広がっている。

・トマトやインゲンなどの野菜類も多く栽培されてきた。

・水産業については沿岸いか釣り漁業が中心である。ソデイカが水揚げされ、宜野湾市のふるさと納税の返礼品にもラインナップされている。

・浦添市と宜野湾市の漁業従事者からなる浦添宜野湾漁業協同組合によって、クルマエビの養殖が行われているのも特徴である。

工業・産業

・宜野湾市は明治期に中頭郡役所や県立農事試験場などが置かれ、本島中部ではいち早く発展した地域である。1922年(大正11年)には那覇と嘉手納をつなぐ「軽便鉄道」が開通した。宜野湾の地にも駅が設置され、周辺で収穫されたサトウキビが嘉手納にある製糖工場まで運ばれていた。

・戦後になると普天間基地をはじめとする米軍施設が置かれ、基地周辺で市街地や商業地が発展した。企業進出も相次ぎ、1985年(昭和60年)には沖縄を代表する小売企業「株式会社サンエー」の本社も市内に進出した。

・その後、2000年(平成12年)に那覇と宜野湾を結ぶ「沖縄西海岸道路」が開通すると、那覇空港や那覇港への交通環境が飛躍的に向上し、さらなる発展を遂げる。

・製造品分野別では食料品製造業や繊維工業などが多くを占有しており、市域西部の大山地区に工業用地が集積しているのが特徴的である。

商業・サービス業

・宜野湾市の地は琉球王国の時代、「普天満宮」の門前町として栄えた。普天満宮は琉球八社のひとつに数えられており、今日においても沖縄県本島中部最大の聖地として厚い信仰を受けている。

・インフラ整備が進むと、那覇市や那覇空港とのアクセスも良好になり、相乗効果で商業も発展した。米軍基地が中央部に位置していることから、市街地は国道や県道沿いにドーナツ状に形成されているのも、宜野湾市の大きな特徴である。

・市域西部の海岸地域には沖縄県のランドマークである「沖縄コンベンションセンター」があることで有名である。公園やビーチなどを含めた周辺エリアはコンベンション・リゾートエリアと呼ばれ、観光資源が集積している。大型商業施設やコンドミニアムホテルがオープンするなど、県内有数の都市型リゾートエリアとして市内のサービス業をけん引してきた。

・東部の国道330号沿いには、30あまりの自動車販売業者が点在しており、そのほとんどが中古車販売店であることから「宜野湾中古車街道」と呼ばれている。

総合計画・基本構想等

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総合計画や基本構想とは、自治体の指針となるものです。
全体に目を通し、目指している方向性などの全容を掴むことが大切です。
さらに、あなたの興味・関心に合わせて、個別の計画や取組についても調べてみてください。

隣接する市

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
最低限、隣接する市については理解を深めておきましょう。

浦添市

所属する都道府県

沖縄県

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

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