高崎市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接においては、志望自治体や近隣自治体の基本的な情報を押さえることが何よりも大切です。
高崎市ならではの特色を理解し、面接対策に活かしてください。
なお、その他の群馬県内の自治体については下記の記事からご確認いただけます。
市の概要
・群馬県の南部に位置する。
・南東部は関東平野の一部を成す平坦な地形である一方、北西部は広陵地帯や緑豊かな山間地となっているのが特徴である。
・群馬県と長野県の県境にそびえる鼻曲山を源とする烏川が、西部から流れる碓氷川と合流し、市域を流れている。
・中山道が通っていたことから商業が盛んな地域で、田町を中心に専門店や百貨店が立ち並び、高崎市の中心街となっている。
・工業では織物、製粉、木工、板紙が在来産業として根付いており、食料品や電気機械器具、機械、化学工業などの近代工業も盛んである。
・古くから農家の副業としてだるま製造が行われ、市の特産品になっている。
・市内には、JR上越新幹線をはじめ高崎線、上越線、信越本線、八高線、上信電鉄の上信線が通っている他、道路では関越自動車道や上信自動車道、国道17号・18号・254号などが走行している。
・市内各所は路線バスによって結ばれているなど、非常に交通網が発達している。
基本データ
高崎市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押えておきましょう。
面積
・総面積…約459㎢
・可住地人口密度…約1500人/㎢
人口統計
・人口総数…約37万人
・年少人口率(15歳未満)…約12%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約59%
・高齢人口率(65歳以上)…約29%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-4人
・外国人人口数…約6000人
・転入者数…約1万4000人
・転入率(人口1000人当たり)…約37人
・転出者数…約1万3000人
・転出率(人口1000人当たり)…約34人
※最新のデータに基づいて算出
財政状況
・歳入額…約1850億円
・歳出額…約1770億円
・地方税…約620億円
・財政力指数…0.83
・実質公債費比率…4.5%
・将来負担比率…約34%
・経常収支比率…約91%
・地方交付税依存度…8.1%
※最新のデータに基づいて算出
各種産業の特徴
高崎市の各種産業についても整理しておきましょう。
農業・水産業
・第一次産業では、農業がメインで、農業産出額も県内では上位に位置している。
・平地では主にお米と麦の二毛作が行われ、その他の地域では畑作が中心に行われている。
・お米は「ゴロピカリ」という品種が多く作られ、減農薬・減化学肥料栽培にも積極的である。
・畑作ではほうれん草や白菜、チンゲン菜、ナス、トマトなどが様々な野菜が生産されている他、市の北西部にある箕郷・榛名地域では、梅や梨の生産が盛んである。梅は梅酒用の白加賀の他、梅干しに使われる小梅や南高梅も作られており、梨では、幸水、二十世紀、豊水など様々な品種が栽培されている。
・畜産業においては、「鶏卵」が強みである。高崎市の畜産業のほとんどを占め、県内トップクラスの生産量を誇る。
・海に面していない高崎市では、水産加工場や卸売市場が見られるものの、水産業は盛んではない。
工業・産業
・高崎市は、商工業都市で、県内最大の人口を擁する都市である。古くは中山道と三国街道の分岐点、現代になっては関越自動車道と北関東自動車道の分岐点、上越新幹線と北陸新幹線の分岐点ともなり、長きにわたり交通の要衝として栄えてきた。
・北関東工業地域の一角を成す高崎市には、各地に八幡第二工業団地や倉賀野工業団地、岩鼻西工業団地、将軍塚工業団地など10以上の工業団地が造成されている。
・工業出荷額は群馬県の太田市、伊勢崎市とともに県内トップクラスである。なかでも食品工業と化学工業の割合が高いのが高崎市の特徴である。
・食品工場ではシリアルの製造を行う「日本ケロッグ高崎工場」やハーゲンダッツを作る「高梨群馬工場」などがある。
商業・サービス業
・高崎市は商業売上年間2兆円を超える、県内で代表的な商都である。
・高崎市の中心市街地にはこれまで「スズラン高崎店」「高崎タカシマヤ」「高崎オーパ」「高崎モントレー」「LABI1 LIFE SELECT 高崎」などの大型商業施設が建設されてきた。なお、「LABI1 LIFE SELECT 高崎」には「株式会社ヤマダ電気」の本社も籍を置いている。
・幹線道路沿いには大型ロードサイドショップが多数立地している。なかでも国道17号高崎前橋バイパスや高崎環状線などの幹線道路沿いは、別名「ロードサイド銀座」とも呼ばれている。
・高崎問屋町駅の周辺は日本初の郊外型問屋団地として有名である。1967年(昭和42年)に誕生した「高崎問屋街」には、当時約170社の卸商社が集結した。この周辺では古くから卸売業が盛んで、北関東の流通拠点としての地位を築いている。
総合計画・基本構想等
総合計画や基本構想とは、自治体の指針となるものです。
全体に目を通し、目指している方向性などの全容を掴むことが大切です。
さらに、あなたの興味・関心に合わせて、個別の計画や取組についても調べてみてください。
隣接する市
公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
最低限、隣接する市については理解を深めておきましょう。