【三条市役所】面接対策・基本情報まとめ

三条市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、近隣自治体について掲載しています。

公務員試験の面接対策においては、まずは志望自治体に関連する基本的な情報を押さえることが大切です。
面接で聞かれ得るというのはもちろんですが、志望自治体や業務への理解を深めるために大いに役立つからです。

そして、そうした情報を面接での回答に活用することができれば、面接官に対してより説得力のある説明ができることでしょう。
この記事を通して志望自治体ならではの特色を理解し、ぜひ面接対策に活かしてください。

なお、その他の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overview市の全体像を把握するため、三条市の概要について整理しておきましょう。

・新潟県のほぼ中央に位置し、市の西側は越後平野、もしくは新潟平野と呼ばれる平野が広がり、東側は山間部となっている。

・平野部には信濃川が流れており、山間部に源流を持つ五十嵐川が信濃川に流れ込み、肥沃な土壌と豊富な信濃川の水を活かして農業が行われている。

・山間部には野趣あふれる豊かな自然が残っており、稲作は勿論のこと、野菜・果物も数多く栽培されている。

・古くから鍛冶技術が発達しており、現在ではその技術を利用した様々な金属加工品が作られている。

・幹線道路と市の西部を走るJR信越本線が通り、特に東三条駅は市の中心駅として路線バスの発着場となっている。幹線道路は北陸自動車道をはじめ国道8、289、290号などが整備され、他市へとつながっている。

基本データ

fundamental-data三条市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押さえておきましょう。

面積

・総面積…約432㎢
・可住地人口密度…約600人/㎢

人口統計

・人口総数…約9万2000人
・年少人口率(15歳未満)…約10%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約56%
・高齢人口率(65歳以上)…約34%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-11.2人
・外国人人口数…約1000人
・転入者数…約2000人
・転入率(人口1000人当たり)…約22人
・転出者数…約2000人
・転出率(人口1000人当たり)…約22人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約550億円
・歳出額…約530億円
・地方税…約130億円
・財政力指数…0.54
・実質公債費比率…14.2%
・将来負担比率…約79%
・経常収支比率…約95%
・地方交付税依存度…21.4%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

三条市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・新潟県のほぼ中央に位置しており、清らかな水と緑に恵まれた自然豊かな地域である。市内ではコシヒカリに代表される稲作はもちろんのこと、果物の生産も盛んに行われている。

・モモや梨、ブドウの生産量は県内でもトップクラスである。また、洋梨の品種「ル レクチエ」は全国でも生産農家が少なく、市内外で人気の高い果物である。

・野菜ではサツマイモやキャベツなどの生産が盛んに行われており、下田地区のサツマイモ「越紅」は市の特産品として有名である。

・市内には新鮮な農産物が販売されている直売所や、市民が農業と触れ合える市民農園や体験農園が立地している。また、畜産の研究や品種改良を行う「農業総合研究所畜産研究センター」もある。

・海に面していないため水産業はほとんど見られない。

工業・産業

・三条市では、約4万年前の旧石器時代ごろからすでに鋭利な石を使った刃物作りが行われていた。江戸時代に入ると会津や与坂、脇野町などとの交流が盛んに行われ、その影響により包丁や小刀などの打刃物、和釘や錠前などの建築金物を作る鍛冶職人が台頭した。また同時期に、鍬の柄や鉋台などを専門に作る木工職人も誕生した。明治期になると鉄道が敷かれ、機械化も進んだことから、モノづくりがさらに盛んになっていった。

・「三条鍛冶」の伝統は長年受け継がれており、市内では様々な製品が作られている。長きにわたって培われた鍛造技術を活かした工具作りをはじめ、測定器具や木工製品、アウトドア用品、冷暖房機器などを製造している。

・三条市は自動車や農業機械などの鍛造部品やプレス加工、金型製造などの金属加工を中心とした「金属産業都市」としても有名である。例年10月には市内工場の多くが開放される「燕三条工場の祭典」も行われるなど、県内有数の工業都市として栄えている。

商業・サービス業

・三条市では古くからモノづくりが盛んで、中世には鍋や釜などを作る職人集団「大崎鋳物師」がこの地に拠点を置いていた。大崎鋳物師は作った製品を売り歩き、定期市なども開催したことで周辺地域でもいち早く商業が発展した。江戸時代初期には、三条藩初代藩主「市橋長勝」によって城下町が整備され、三条市の礎が築かれた。

・市街地は市域東部の平地に広がっており、上越新幹線の「燕三条駅」周辺には大型のショッピングモールや宿泊施設が数多く存在している。また、そこから南東へと延びるJR弥彦線沿いにも大小様々な商業施設が見られ、特に北三条駅の南側は「三条別院」の門前町として栄えた繁華街となっている。

・郊外では北陸自動車道のインターチェンジ周辺や、国道沿いにロードサイド店舗が点在している。

総合計画・基本構想等

general-plan

自治体において「総合計画」や「基本構想」など呼ばれているものは、自治体の指針となるものです。

まずは簡単にでもいいので全体に目を通し、その自治体が目指している方向性などの全容を掴むことがポイントです。
その後は、あなたの興味・関心に合わせて個別の計画や取組についても調べてみてください。

隣接する市

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
特に隣接する市は比較対象として挙げられやすいため、下記の自治体についても目を通しておくようにしましょう。

新潟県

所属する都道府県

市役所を受験する場合でも、その自治体が所属する都道府県について聞かれることがあります。
志望先の関連情報として押さえておきましょう。

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

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