日高市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接においては、志望自治体や近隣自治体の基本的な情報を押さえることが何よりも大切です。
日高市ならではの特色を理解し、面接対策に活かしてください。
なお、その他の埼玉県内の自治体については下記の記事からご確認いただけます。
市の概要
・埼玉県の南西部に位置し、東京まで約40km圏内にある。
・市内東側には首都圏中央連絡自動車道と国道407号が、西側には国道299号が通過している。
・鉄道はJR八高線とJR川越線、西武池袋線が乗り入れ、周辺都市へのアクセスが良好である。
・市街地は市域東部のなだらかな台地上に位置し、西部は秩父山地と高麗丘陸が広がっている。丘陸と台地の間には一級河川「高麗川」が流れており、首都圏のベッドタウンとして栄える一方で、自然も豊かである。
・市域西部は、「県立奥武蔵自然公園」の一部を成しており、高麗川が蛇行して形成された巾着状の平地「巾着田」では、500万本ともいわれる日本一の曼珠沙華の群生を見ることができる。
基本データ
日高市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押えておきましょう。
面積
・総面積…約47㎢
・可住地人口密度…約1500人/㎢
人口統計
・人口総数…約5万人
・年少人口率(15歳未満)…約11%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約56%
・高齢人口率(65歳以上)…約33%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-8人
・外国人人口数…約1000人
・転入者数…約2000人
・転入率(人口1000人当たり)…約33人
・転出者数…約2000人
・転出率(人口1000人当たり)…約33人
※最新のデータに基づいて算出
財政状況
・歳入額…約230億円
・歳出額…約210億円
・地方税…約80億円
・財政力指数…0.86
・実質公債費比率…3.4%
・将来負担比率…0%
・経常収支比率…約89%
・地方交付税依存度…8.2%
※最新のデータに基づいて算出
各種産業の特徴
日高市の各種産業についても整理しておきましょう。
農業・水産業
・第一次産業従業者割合は約2.6%と決して農業が盛んではないが、特徴的な農産物が数多く栽培されている。例えば、1粒30g以上にもなる「高麗川マロン」や国の研究機関により開発された「日高ぽロン」などの栗は日高市を代表する特産品がある。
・市内で豊富に採れる栗を活かして、栗を使った加工食品の開発が積極的に行われている。
・ウドやブルーベリー、お茶などの生産も盛んである。ブルーベリーは7〜8月に旬を迎え、この時期には摘み取りが楽しめる観光農園も開かれる。
・市民農園や新規就農支援など、地域の農業活性化の取り組みに積極的である。
・海に面していない日高市では水産業はほとんど見られないが、釣りスポットも多く、小学生にウグイの放流を体験してもらう等、水産資源に触れられる機会が多数設けられている。
工業・産業
・日高市は圏央道が市域東部を通過し、圏央鶴ヶ島ICや狭山日高ICに近接している。圏央道は東関東自動車道や東名高速道路などの首都圏の主要高速道路と接続し、各都市へのアクセスが良好となっている。その交通利便性を活かし、日高市では企業誘致の取り組みが積極的に行われてきた。圏央鶴ヶ島ICの周辺エリアは、「川越業務核都市基本構想」の一角を成しており、研究開発施設や物流拠点などが立地し多機能複合型のまちづくりが進められている。
・工業分野では、食料品や窯業・土石製品、輸送用機械器具などの製造業が盛んである。特に製造品出荷額に占める食料品製造業の割合は高く、市内には大手食品メーカーの工場が複数立地している。
商業・サービス業
・市内東部を南北に走る国道407号線沿いには「日光街道杉並木」という並木が残存し、17世紀末に植栽されて形作られた歴史ある並木道が現在も楽しめる。
・昭和初期になると武蔵野鉄道(現在の西武鉄道)、八高線、川越線が相次いで開通し、日高市の街は急速に近代化へと進んだ。高度経済成長期には大規模団地も造成され、東京のベッドタウンとしても機能するようになる。
・JR八高線とJR川越線が乗り入れる「高麗川駅」を中心とし、飲食店やスーパーマーケット、個人商店などが立ち並んでいる。
・郊外では国道299号、国道407号などの主要幹線道路沿いにロードサイド店舗が並んでいる。
総合計画・基本構想等
総合計画や基本構想とは、自治体の指針となるものです。
全体に目を通し、目指している方向性などの全容を掴むことが大切です。
さらに、あなたの興味・関心に合わせて、個別の計画や取組についても調べてみてください。
隣接する市
公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
最低限、隣接する市については理解を深めておきましょう。