【神栖市役所】面接対策・基本情報まとめ

神栖市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、面接カード、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接においては、志望自治体や近隣自治体の基本的な情報を押さえることが何よりも大切です。
神栖市ならではの特色を理解し、面接対策に活かしてください。

なお、その他の茨城県内の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overviewまずは神栖市の概要について整理しておきましょう。

・茨城県の東南部に位置し、市域を流れる利根川と太平洋に囲まれた水と緑の豊かなまちである。

・市の北は鹿島市、南は千葉県銚子市、西は千葉県の香取市と東庄町、東は太平洋の鹿島灘に接している。

・鹿島市、潮来市、鉾田市、行方市とともに、Jリーグ鹿島アントラーズのホームタウンにもなっている。

・市内には世紀の大事業とも称えられた「鹿島開発」によって作られた人工掘込港湾「鹿島湾」があり、その周辺は臨界工業地帯が広がっている。この工業地帯には約200社にのぼる事業所が集積しており、製造品出荷額も茨城県随一である。

・農業・漁業も盛んで、特に神栖市で生産されるピーマンは全国1位の生産量を誇り、市を代表するブランド品となっている。

・多くの道路が市内を走っており、国道124号や茨城県道50・44号などが幹線道路となっている。バスではかしま号をはじめとする複数の高速バスが運行している。

・JR東京駅や羽田空港と結ばれている。

基本データ

fundamental-data神栖市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押えておきましょう。

面積

・総面積…約147㎢
・可住地人口密度…約700人/㎢

人口統計

・人口総数…約9万人
・年少人口率(15歳未満)…約13%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約63%
・高齢人口率(65歳以上)…約24%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-3.8人
・外国人人口数…約3000人
・転入者数…約4000人
・転入率(人口1000人当たり)…約39人
・転出者数…約4000人
・転出率(人口1000人当たり)…約38人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約530億円
・歳出額…約480億円
・地方税…約210億円
・財政力指数…1.38
・実質公債費比率…3.5%
・将来負担比率…約23%
・経常収支比率…約91%
・地方交付税依存度…8.9%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

神栖市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・神栖市は、東は太平洋(鹿島灘)に面し、西側に利根川が流れ、川を隔てて千葉県と接している。工業製造品出荷額が1兆円を超える一方、第一次産業就労人口比率も高く、産業バランスが良い町として有名である。

・農地は市域西側に多く立地しており、市内では様々な農産物が生産されている。特にピーマンは全国有数の産地である。ピーマンは、狭い農地でも高い生産性を維持しながら育てられることから、工業用地化で農地面積が狭まる神栖市に適しており、ピーマンの生産が盛んになった。

・水産業は、市内にある波崎漁港で主に営まれており、茨城県内でもトップクラスの水揚げ量を誇る。3〜4隻が1船団となって網で取り囲む「大中型まき網漁業」の基地となっており、特にイワシ、サバの水揚げは日本でも指折りである。

・「鹿島灘ハマグリ」も特産品のひとつで、利根川河口付近ではシジミやシラスウナギの漁も行われている。

工業・産業

・神栖市の工業化は、古くから水産業が盛んであった旧波崎町地域に水産物加工工場が操業したのがはじまりである。豊富に獲れる水産物を活かした食品製造業は、市の地場産業として今も根付いている。

・昭和中期になると重工業も盛んになった。1961年(昭和36年)、当時の茨城県知事が旧神栖町、旧波崎町、旧鹿島町を区域とする「鹿島臨海工業地帯造成計画」を作成し、これにより大型船舶が入港できる掘込式港湾が造成された。すでに飽和状態になっていた東京湾沿岸地域に次ぐ臨海工業地帯として、約2万haの用地に鉄鋼、石油、飼料などの幅広い業種が集積するようになる。

・2019年(令和元年)には、工業製造品出荷額が1兆5,000億円を突破し、北関東を代表する工業都市へと発展した。多くの事業所や工場を有することから、工業は税収面にも寄与している。

商業・サービス業

・神栖市の地は江戸時代、「息栖神社」の門前町として栄えた。息栖神社は近隣の鹿島神宮、香取神宮とともに東国三社のひとつに数えられ、多くの参詣客が訪れる。

・市内には貨物線の「鹿島臨港線」が通過しているものの、旅客営業をしている鉄道駅はない。そのため、市内交通は車移動がメインである。バス路線が充実しており、都心へ向かう高速バスが10〜20分間隔で運行しているのも特徴。

・商圏は市域を南北に縦断する国道124号線沿いに広がり、なかでもバスが多く発着する「鹿島セントラルホテル」から市役所にかけてのエリアに商業機能が集積している。

・文化施設やサッカー場をはじめとしたスポーツ施設が充実し、アマチュアスポーツの合宿が数多く行われている。年間30万人ほどがサッカーの合宿に訪れるとされ、いずれの施設も市内商業に寄与している。

総合計画・基本構想等

general-plan

総合計画や基本構想とは、自治体の指針となるものです。
全体に目を通し、目指している方向性などの全容を掴むことが大切です。
さらに、あなたの興味・関心に合わせて、個別の計画や取組についても調べてみてください。

面接カード

resume

神栖市の面接カードの内容を掲載しています。
これを参考に、実際に面接カードを作ってみましょう。
※過去のものとなりますので、あらかじめご了承ください。

【エントリーシート】
・あなたが神栖市職員を志望する動機について、なぜ公務員か、なぜ神栖市職員かの理由を含め、具体的に記入してください。 
・あなたが神栖市職員になったら取り組んでみたいことを一つ挙げ、その内容及び理由を具体的に記入してください。
・直近5年間において、あなたが経験した最大の失敗事や苦労したことを一つ挙げ、現在はその経験が自分にどう活きているか、具体的に記入してください。
・上述した以外の内容で、あなた自身のことを具体的にアピールしてください。

【面接カード】
・最近関心をもったこと((1)何に対してですか(2)いかなる点で)
・最近感銘を受けたこと((1)何に対してですか(2)いかなる点で)
・得意な学科((1)何ですか(2)理由は)
・特殊技能((1)何ですか(2)年数及びどの程度ですか)
・趣味娯楽((1)何ですか(2)どの程度ですか)
・最近1ヶ月間で読み、感銘を受けた本は((1)何で、著者は(2)いかなる点で)
・スポーツ、文化活動((1)何をし、また好みますか(2)どの程度ですか)
・長所、短所((1)何ですか(2)助長または是正の方法は)
・ 自分を人間以外にたとえると((1)何ですか(2)どうしてそう思いますか理由は)
・余暇、休暇の利用((1)主に何をしますか)
・所属団体等(スポーツ、サークル、ボランティアなど)((1)何ですか(2)どの程度の活動をしていますか(3)その団体の特色は)

隣接する市

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
最低限、隣接するについては理解を深めておきましょう。

鹿嶋市

所属する都道府県

茨城県

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

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