【鹿沼市役所】面接対策・基本情報まとめ

鹿沼市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、近隣自治体について掲載しています。

公務員試験の面接対策においては、まずは志望自治体に関連する基本的な情報を押さえることが大切です。
面接で聞かれ得るというのはもちろんですが、志望自治体や業務への理解を深めるために大いに役立つからです。

そして、そうした情報を面接での回答に活用することができれば、面接官に対してより説得力のある説明ができることでしょう。
この記事を通して志望自治体ならではの特色を理解し、ぜひ面接対策に活かしてください。

なお、その他の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overview市の全体像を把握するため、鹿沼市の概要について整理しておきましょう。

・栃木県中部からやや西、東京からは100km圏内に位置する。

・北部は国際観光地の日光市と、西部は県庁所在地でもある宇都宮市と接している。

・市域の大部分は森林で覆われており、西北部の山々を源に多くの河川が流れる自然豊かな環境である。

・産業では繊維工業と木材工業が共に地場産業として根付いており、特に木工業は「鹿沼建具」と称されるほど全国的にも有名であった。近年は、造成された鹿沼工業団地に電気機器や自動車部品、化学工業などの工場が集積し、木工業から機械工業への転移の過程にある。

・農業ではコメ、イチゴ、ニラ、コンニャクの生産が盛んである。

・「鹿沼土」と呼ばれる園芸用の軽石土やサツキが有名である。

・鉄道は宇都宮市から日光市までを結ぶJR日光線と、埼玉県南埼玉郡宮代町から日光市までを結ぶ東部鉄道の東部日光線が通っている。市が運営するバスも13線が市内の主要地を巡回している。

・道路では東北縦貫自動車道の鹿沼ICを有し、近接して北関東自動車道がある。

基本データ

fundamental-data鹿沼市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押さえておきましょう。

面積

・総面積…約491㎢
・可住地人口密度…約600人/㎢

人口統計

・人口総数…約9万人
・年少人口率(15歳未満)…約11%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約58%
・高齢人口率(65歳以上)…約31%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-10.3人
・外国人人口数…約1000人
・転入者数…約2000人
・転入率(人口1000人当たり)…約26人
・転出者数…約3000人
・転出率(人口1000人当たり)…約27人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約500億円
・歳出額…約480億円
・地方税…約140億円
・財政力指数…0.70
・実質公債費比率…1.9%
・将来負担比率…0%
・経常収支比率…約85%
・地方交付税依存度…13.6%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

鹿沼市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・鹿沼市は、西側に足尾山地が広がり、東部の地形は台地と谷底平野になっている。市域を複数の河川が流れ、気候は夏でも比較的冷涼である。

・第一次産業就労人口比率は全国平均より高く、市内では野菜や果物を中心に農業が営まれている。山間部では鹿沼牛をはじめとした畜産業も盛んである。

・市の特産品として有名なのがイチゴである。国内でもトップクラスの生産高を誇り、プロモーション活動の一環として、2016年(平成28年)には「いちご市宣言」が行われた。

・「鹿沼土」と呼ばれる園芸品が多く生産されている。

・市域の約7割を森林が占めることから、木材の産地としても有名である。新国立競技場の大屋根や外周部の軒の庇部分には、鹿沼産の杉が使用された。

・水産業はあまり盛んではないものの、清流が多い鹿沼市では鮎など、川魚の養殖をする事業者が見られる。

工業・産業

・1890年(明治23年)に日本鉄道日光支線(現在のJR日光線)が開通すると、豊富な森林資源を活かした木工、製材業が基幹産業として発展した。鹿沼市の木工技術は、江戸時代に東照宮を建立した職人達から伝わったと言われている。電柱の急増や関東大震災、戦災復興などにより木材需要が増大したことにより、一層生産を伸ばし、「木工の鹿沼」の名は全国に知れわたった。

・1890年(明治23年)には、麻の生産が盛んであった鹿沼に製麻工場が操業した。軍需の波に乗ったことで急速に発展し、工業用麻生産も鹿沼市の重要産業のひとつに成長した。

・昭和後期には東北道の「鹿沼IC」が設置され、交通利便性が向上した。インターチェンジ周辺には「鹿沼工業団地」や「木工団地」が造成され、多岐にわたる企業が進出している。

商業・サービス業

・鹿沼の地は、戦国時代までは壬生氏の城下町として整備された。壬生氏が滅亡した江戸時代には、宿場町として発展した。日光西街道や脇街道の一つである例幣使街道などが通過し、1617年(元和3年)に日光東照宮が造営されると人々の往来も多くなる。天保期には、今日でも続く「鹿沼祭り」で巡行する華麗な彫刻屋台が作られるようになり、町人文化も繁栄していった。

・市域にはJR日光線や東武日光線が通過し、中心駅は東武日光線「新鹿沼駅」。都心へのアクセスも良く、駅周辺は宿場町として栄えた場所でもある。

・昭和後期から平成期にかけては、栄えた都心部から郊外へ移住するドーナツ化現象が見られたが、再開発を行うなど、地域活性化の取り組みにも積極的である。

・郊外では、東北道鹿沼ICから国道121号線沿いにロードサイド店が多く見られる。

総合計画・基本構想等

general-plan

自治体において「総合計画」や「基本構想」など呼ばれているものは、自治体の指針となるものです。

まずは簡単にでもいいので全体に目を通し、その自治体が目指している方向性などの全容を掴むことがポイントです。
その後は、あなたの興味・関心に合わせて個別の計画や取組についても調べてみてください。

面接質問リスト

鹿沼市役所の面接において、過去の受験生が実際に質問された内容をリストとして提供しています(下記のリンクからご確認いただけます)。

鹿沼市役所で定番の質問をはじめ、一部の受験生しか聞かれていないものの、「いざ聞かれると答えに窮する」「準備しておかなければ答えられない」ような難易度の高い質問も収録しました。

質問されることをあらかじめ把握しておけば、面接試験は決して怖いものではありません。
このリストへの回答を事前に準備することで、鹿沼市役所の面接試験を突破することができるでしょう。

隣接する市

栃木県

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群馬県

所属する都道府県

市役所を受験する場合でも、その自治体が所属する都道府県について聞かれることがあります。
志望先の関連情報として押さえておきましょう。

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

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