【小諸市役所】面接対策・基本情報まとめ

小諸市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、面接カード、近隣自治体について掲載しています。

公務員試験の面接対策においては、まずは志望自治体に関連する基本的な情報を押さえることが大切です。
面接で聞かれ得るというのはもちろんですが、志望自治体や業務への理解を深めるために大いに役立つからです。

そして、そうした情報を面接での回答に活用することができれば、面接官に対してより説得力のある説明ができることでしょう。
この記事を通して志望自治体ならではの特色を理解し、ぜひ面接対策に活かしてください。

なお、その他の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overview市の全体像を把握するため、小諸市の概要について整理しておきましょう。

・長野県東部にある小諸市は雄大な浅間山の南斜面に広がり、市の中央部を千曲川が流れる自然豊かな高原都市である。

・千曲川から高峰高原まで約1,500メートルもの標高差があるが、四季折々の花々が咲き誇る他、高峰高原付近にある高峰温泉、天狗温泉をはじめ、活火山である浅間山の恵みとも言える温泉が市内に数多く湧き出ている。

・主要道路としては市内を東西に走る国道18号線・141号線が存在し、JR八ヶ岳高原線小諸駅周辺に市街地が広がっている。

・文化振興に力を入れている小諸市は、洋画家の小山敬三や日本画家の白鳥映雪をはじめ、文学者の島崎藤村、俳人の高濱虚子など、多くの文化人を輩出している。市内には彼らの作品を展示する美術館や記念館も点在している。

基本データ

fundamental-data小諸市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押さえておきましょう。

面積

・総面積…約99㎢
・可住地人口密度…約600人/㎢

人口統計

・人口総数…約4万2000人
・年少人口率(15歳未満)…約11%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約56%
・高齢人口率(65歳以上)…約33%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-2.5人
・外国人人口数…約1000人
・転入者数…約2000人
・転入率(人口1000人当たり)…約45人
・転出者数…約2000人
・転出率(人口1000人当たり)…約38人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約200億円
・歳出額…約190億円
・地方税…約60億円
・財政力指数…0.58
・実質公債費比率…7.3%
・将来負担比率…0%
・経常収支比率…約96%
・地方交付税依存度…22.3%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

小諸市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・小諸市は浅間山の南斜面、標高約600〜2,000mに広がる高原都市で、市の中央部を千曲川が流れている。市役所の標高も約680mと市域全体が高地にあるため、中央高地型気候で年間通じて冷涼である。国内でも屈指の晴天率を誇り、長野県の中では雪が少ない地域である。

・明治中期には稲、雑穀、養蚕が行われていたが、冷害によりお米の収穫量は安定せず、戦前までは養蚕が営まれていた。

・その後の農業技術の向上によって市内では様々な作物が作られるようになり、農業就労人口比率は全国平均より高くなっている。

・冷涼な気候を活かした野菜果物類が中心に生産され、白菜やキャベツ、ブロッコリー、レタスの生産量は全国でもトップクラスを誇る。

・果物類ではリンゴやモモの生産が盛んで、観光果樹園も多く立地している。

・内陸に位置する小諸市では水産業はほとんど行われていない。

工業・産業

・江戸時代から養蚕が盛んであった小諸市では、1874年(明治7年)に製糸工場の操業が始まった。官営富岡製糸場が稼働し始めてからわずか2年後の操業で、他の地域の先駆者として製糸業が栄えた。

・富岡製糸場には小諸周辺の出身者も多く、数年後に小諸へ戻り、各製糸工場で指導的立場となり、小諸の製糸業の発展に貢献したといわれている。

・戦後に製糸業が衰退すると、今度は豊富な農産物資源を活かした食品製造業が発展した。また、電子部品・デバイス・電子回路製造業などの先端産業も盛んになっていった。

・市域南部の佐久市境に「和田工業団地」、小諸IC付近には「インター小諸工業団地」が造成されており、そこを中心に多くの工場や事業所が立地している。

・新たな工業用地の拡張が検討されており、IT関連企業のサテライトオフィス誘致にも積極的である。

・小諸市域は首都圏方面へ向かう上信越自動車道に加え、山梨、静岡方面への中部横断自動車道が開業しており、物流拠点としても注目を集めている。

商業・サービス業

・江戸時代、小諸市の中心部は初代小諸藩主「仙石秀久」によって整備された城下町である。同時に、北国街道の宿場町としても繁栄した。

・1888年(明治21年)に小諸駅が開業し、首都圏への鉄道輸送が可能になると、信州側の玄関口としての機能を担うようになった。繭や生糸を買い付ける商人達が訪れ、第二次世界大戦まで蚕都として発展した。戦後になると「上信越自動車道」も開通し、長野県東部東信地方の中核都市へと成長した。

・市内商圏は、市域を横断する「しなの鉄道」線沿いに広がり、中心駅は「小諸駅」である。付近は「懐古園」(小諸城跡)や北国街道の史跡などが立地し、観光エリアとして有名。そのため宿泊施設も数多く立地しており、駅前にある「小諸市相生町商店街」には個性的な商店や土産物屋が並んでいる。

・市域南部はロードサイド店が多く見られ、隣接する佐久市との境には大型商業施設も立地している。

総合計画・基本構想等

general-plan

自治体において「総合計画」や「基本構想」など呼ばれているものは、自治体の指針となるものです。

まずは簡単にでもいいので全体に目を通し、その自治体が目指している方向性などの全容を掴むことがポイントです。
その後は、あなたの興味・関心に合わせて個別の計画や取組についても調べてみてください。

面接カード

resume

小諸市役所の面接カードの内容を掲載しているので、これを参考に実際に面接カードを作ってみましょう。
※過去のものとなりますので、あらかじめご了承ください。

・志願動機
・卒業研究、ゼミナール
・クラブ、サークル等、生徒会役員等
・得意な教科、科目
・最近関心を持った事柄
・自己紹介、アピールポイント

隣接する市

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
特に隣接する市は比較対象として挙げられやすいため、下記の自治体についても目を通しておくようにしましょう。

長野県

所属する都道府県

市役所を受験する場合でも、その自治体が所属する都道府県について聞かれることがあります。
志望先の関連情報として押さえておきましょう。

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

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