【三島市役所】面接対策・基本情報まとめ

三島市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、近隣自治体について掲載しています。

公務員試験の面接対策においては、まずは志望自治体に関連する基本的な情報を押さえることが大切です。
面接で聞かれ得るというのはもちろんですが、志望自治体や業務への理解を深めるために大いに役立つからです。

そして、そうした情報を面接での回答に活用することができれば、面接官に対してより説得力のある説明ができることでしょう。
この記事を通して志望自治体ならではの特色を理解し、ぜひ面接対策に活かしてください。

なお、その他の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overview市の全体像を把握するため、三島市の概要について整理しておきましょう。

・静岡県東部、伊豆半島の中北端に位置する市である。

・古くから「湧き水のある水の都」として知られるこの街は、現在も市内各地で湧き水が見られることから、国土交通省選定の「水の都百選」にも選ばれている。

・三島市はもともと「三嶋大社」の門前町であり、三嶋大社や「楽寿園」を中心に落ち着いた街並みが広がっている。

・箱根西麓で採れた三島馬鈴薯(メークイン)で作ったご当地グルメ「みしまコロッケ」は、2010年「ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリin厚木」で第9位に選ばれた。

・1934年(昭和9年)にJR東海道本線・「三島駅」ができてからは、東京や神奈川方面へ通勤、通学する人が増加した。現在は東海道新幹線・JR東海道線の駅もあり、「静岡空港」までも車を使って1時間半ほどで行くことができ、遠方までのアクセスも良好である。

・市内の主要道路となる国道1号線からは、東駿河湾環状道路がつながり、東名高速道路「沼津IC」まで気軽に足を運ぶことができる。

基本データ

fundamental-data三島市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押さえておきましょう。

面積

・総面積…約62㎢
・可住地人口密度…約2800人/㎢

人口統計

・人口総数…約10万6000人
・年少人口率(15歳未満)…約11%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約58%
・高齢人口率(65歳以上)…約31%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-9.6人
・外国人人口数…約1000人
・転入者数…約4000人
・転入率(人口1000人当たり)…約40人
・転出者数…約4000人
・転出率(人口1000人当たり)…約42人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約450億円
・歳出額…約430億円
・地方税…約180億円
・財政力指数…0.86
・実質公債費比率…6.4%
・将来負担比率…約26%
・経常収支比率…約89%
・地方交付税依存度…6.7%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

三島市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・三島市は第一次産業就業者のうち多くを農業従事者が占め、稲作や畑作などが営まれている。市内の中郷地区は水稲が有名である。古くから、楽寿園の小浜池から流れる源兵衛川の水を利用し、米の栽培が盛んになった。また、中郷から東側の錦田地区にかけては畑作が行われ、露地栽培やビニールハウスなどで生産されている。

・特産物はダイコンやジャガイモ、ゴボウ、ニンジン、イチゴ、トマト、ナスなどである。また、チェリートマト、レタス、セロリーなどの栽培も積極的に行われている。

・海に面していない三島市では水産業はほとんど見られないが、三島のうなぎの知名度は抜群で、市街地には多くのうなぎ料理店がある。浜名湖から運ばれた活きうなぎが市内の湧き水にさらされることで余分な脂肪分が落ち、臭みが消えるのがおいしさの秘密である。

工業・産業

・三島市は、古くは稲作をはじめとした農業が盛んであった。昭和初期には近代化が進み、30年代後半になると市内に多くの工場が建設されるようになり工業化が進んだ。

・工業化が進展する中で、地下水のくみ上げ過ぎによる水不足が深刻になる、騒音などの公害が発生するなど問題が表面化した。これを解決すべく住工混在の取り組みが進められ、「三島工業団地」が造成された。

・1989年(平成元年)には「三島沢地工業団地」が作られたことで多くの製造業が集積し、市内工業の発展に大きく寄与した。

・製造品出荷額では、「金属製品」、「食料品」、「はん用機械」、「業務用機械器具」などが上位にランクインしている。

・静岡県では医薬品・医療機器関連企業が集積する「ファルマバレープロジェクト」を推進している。市内にはその一角を成す国立遺伝学研究所が立地し、遺伝学の世界最先端の研究が行われている。

商業・サービス業

・江戸時代、三島の地には東海道の「三島宿」が置かれ、箱根峠越えの休息地として栄えた。三島駅が開業したのは1934年(昭和9年)で、東海道新幹線が停車するようになると次第に地域全体が活性化し、1986年(昭和61年)には人口が10万人を突破した。その後も市内の宅地化が進み、同時に商業面でも大きく発展した。

・商業の中心は三島駅周辺で再開発も進められており、駅前の周辺には大型商業施設が建ち並んでいる。

・中心市街地に住む人が増加する中で、新たな街づくりとして「ガーデンシティみしま」や「スマートウエルネスみしま」などの画期的な取り組みも行っており、コミュニティの中心を商店街が担っているのが特徴である。

総合計画・基本構想等

general-plan

自治体において「総合計画」や「基本構想」など呼ばれているものは、自治体の指針となるものです。

まずは簡単にでもいいので全体に目を通し、その自治体が目指している方向性などの全容を掴むことがポイントです。
その後は、あなたの興味・関心に合わせて個別の計画や取組についても調べてみてください。

隣接する市

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
特に隣接する市は比較対象として挙げられやすいため、下記の自治体についても目を通しておくようにしましょう。

静岡県

所属する都道府県

市役所を受験する場合でも、その自治体が所属する都道府県について聞かれることがあります。
志望先の関連情報として押さえておきましょう。

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

静岡県