【中津市役所】面接対策・基本情報まとめ

中津市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接においては、志望自治体や近隣自治体の基本的な情報を押さえることが何よりも大切です。
中津市ならではの特色を理解し、面接対策に活かしてください。

なお、その他の大分県内の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overviewまずは中津市の概要について整理しておきましょう。

・中津市は、大分県の西北端に位置している。

・北に周防灘が広がり、南には日本有数の渓谷として有名な耶馬渓の渓谷を形成する山々が連なっており、その耶馬渓を源流とする山国川が、市の西部を流れている。

・瀬戸内海式気候のため温暖だが、年間降水量は少なく、上流の耶馬溪町に建設された耶馬溪ダムは、北九州と大分県北部の水がめとして重要な役割を担っている。

・川の下流域に広がる中津平野では、大規模な稲作が行われていて、周辺の沿岸部でも農業が盛んに行われている。

・大分県の市ではあるが、旧豊前国であったため、福岡県の北九州市や築上郡などとの結び付きが強く、福岡県への通勤や通学する人口が多いことも特徴のひとつである。

・地場産業としては、2004年(平成16年)にダイハツ車体株式会社(現:ダイハツ九州株式会社)が中津市昭和新田に本社と工場を移転したため、自動車関連工場の進出と集積が進んでいる。

基本データ

fundamental-data中津市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押えておきましょう。

面積

・総面積…約491㎢
・可住地人口密度…約700人/㎢

人口統計

・人口総数…約8万人
・年少人口率(15歳未満)…約13%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約56%
・高齢人口率(65歳以上)…約31%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-0.1人
・外国人人口数…約2000人
・転入者数…約5000人
・転入率(人口1000人当たり)…約54人
・転出者数…約4000人
・転出率(人口1000人当たり)…約47人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約480億円
・歳出額…約450億円
・地方税…約110億円
・財政力指数…0.51
・実質公債費比率…5.9%
・将来負担比率…約38%
・経常収支比率…約90%
・地方交付税依存度…24.1%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

中津市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・中津市は、北東部を周防灘に面し、沿岸に大分県最大の中津平野や干拓地が広がっている。また、市域南部のほとんどが山間部である。気候も沿岸と内陸では異なり、そのような地理的背景から市内では多様な農水産業が営まれている。

・平野部は県下有数の米どころとして有名である。

・野菜や果物類は多種にわたって生産され、特に「大分味一ねぎ」と呼ばれる地元ブランドの小ネギは代表的な特産品である。その他にも、ハクサイ、ブロッコリーは県下でもトップクラスの生産高を誇る。

・山間部では豚や豊後牛の畜産に加えて、お茶、シイタケの栽培が盛んである。

・水産業では、遠浅の海を活かした海苔養殖や貝採が営まれている他、ハモ漁も盛んである。中津市で水揚げされるハモは高級魚として市場で扱われる。

・中津市は日本で初めて干潟での牡蠣養殖に成功し、新たな生産物として期待されている。

工業・産業

・中津市の工業は、戦前は紡績や製糸などの繊維工業が栄え、戦後は戦時下の軍需産業から転換した鉄鋼業が盛んだった。その後は、陶器産業や自動車関連産業が発展する。

・1970年代になると中津市や近隣自治体に大手自動車メーカーが進出した。これにより自動車製造業が基幹産業へと成長するようになる。1984年(昭和59年)には「豊の国テクノポリス」の指定を受け、先端技術産業も促進されるようになった。

・工業製品出荷額は大分県内でもトップクラスである。分野別には食料品、窯業・土石製品、輸送用機械器具などが製造品出荷額の上位を占めている。

・古くから農林水産業資源が豊富な中津市域は、中小の食品製造業、木製品製造業の工場や事業所が多いのも特徴である。

商業・サービス業

・中津市の街は江戸時代、中津藩の城下町として発展した。それにより武士や商人、職人が集まり、各種物資の集散地として商業が栄えた。

・市内には、中津城や中津出身の福沢諭吉の史跡など、当時の面影を残すスポットが数多く立地している。それらは観光資源として活用されており、観光業も市内経済の一角を成している。

・明治以降も中津城付近が街の中心に位置付けられ、1895年(明治28年)には鉄道も開通した。次第に近代化が進み、鉄道沿線に商圏や宅地が広がるようになった。

・市の中心駅はJR日豊本線の「中津駅」。1971年(昭和46年)には南口の再開発が行われ、デパートや金融機関などが立地するようになった。

・中津市は車社会であり、国道212号線や国道213号線沿いにはロードサイド店も多数立地している。

・中津市は「唐揚げの街」としても知られており、唐揚げ店が多く見られるのも特徴である。

総合計画・基本構想等

general-plan

総合計画や基本構想とは、自治体の指針となるものです。
全体に目を通し、目指している方向性などの全容を掴むことが大切です。
さらに、あなたの興味・関心に合わせて、個別の計画や取組についても調べてみてください。

近隣の市

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
最低限、近隣の市については理解を深めておきましょう。

別府市

所属する都道府県

大分県

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

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