【岡谷市役所】面接対策・基本情報まとめ

岡谷市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、エントリーシート、近隣自治体について掲載しています。

公務員試験の面接対策においては、まずは志望自治体に関連する基本的な情報を押さえることが大切です。
面接で聞かれ得るというのはもちろんですが、志望自治体や業務への理解を深めるために大いに役立つからです。

そして、そうした情報を面接での回答に活用することができれば、面接官に対してより説得力のある説明ができることでしょう。
この記事を通して志望自治体ならではの特色を理解し、ぜひ面接対策に活かしてください。

なお、その他の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overview市の全体像を把握するため、岡谷市の概要について整理しておきましょう。

・長野県のほぼ中央に位置し、松本市をはじめ5市町村と接している。

・諏訪湖の西岸に面しており、西北には「塩嶺王城県立自然公園」、東には「八ヶ岳連峰」、遠くには「富士山」を望む、湖と四季を彩る山々に囲まれた自然豊かな街として有名である。

・都市型農業が展開されている他、ウナギの消費量が全国的にも高く、ウナギに代表される川魚料理が郷土食として親しまれている。

・工業都市としての知名度も高く「東洋のスイス」と呼ばれ、中心市街地には多数の工場が立地している。

・市内にはJR中央本線や中央自動車道が通っており、東京と名古屋には約2時間半でアクセス可能と交通利便性が高い。

・「市立岡谷蚕糸博物館」や「日本童画美術館(イルフ童画館)」など文化施設が充実しており、市内外を問わず多くの利用客を楽しませている。

基本データ

fundamental-data岡谷市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押さえておきましょう。

面積

・総面積…約85㎢
・可住地人口密度…約2200人/㎢

人口統計

・人口総数…約4万7000人
・年少人口率(15歳未満)…約10%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約56%
・高齢人口率(65歳以上)…約34%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-13.7人
・外国人人口数…約900人
・転入者数…約1000人
・転入率(人口1000人当たり)…約30人
・転出者数…約2000人
・転出率(人口1000人当たり)…約33人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約220億円
・歳出額…約210億円
・地方税…約70億円
・財政力指数…0.60
・実質公債費比率…6.9%
・将来負担比率…約34%
・経常収支比率…約88%
・地方交付税依存度…23.2%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

岡谷市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・長野県のほぼ中央に位置しており、諏訪盆地に属している。気候は内陸性で寒暖の差が大きく、夏は冷涼低湿。冬も晴天に恵まれることが多く、積雪が少ないのが特徴である。

・古くは養蚕業が盛んで、近年は自然的、社会的な立地条件を活かして、カーネーションや野菜などの施設園芸、野菜や果樹などの露地栽培が営まれている。

・「カーネーション」、「スイートコーン」、「シルクスイート」は岡谷市の代表的な特産品で、特にカーネーションは昭和中期から栽培が続き、品質の高さに定評がある。

・市内には市民農園や農産物直売所も整備されており、農業活性化の取り組みに積極的である。

・水産部門では、昔から諏訪湖や天竜川で漁業や養殖が営まれ、岡谷市はウナギの一大産地としても有名。1月最後の丑の日を「寒の土用丑の日」と定め、この日には市内でウナギにまつわる様々なイベントが開催される。

工業・産業

・岡谷市は1870年代から1920年代にかけて、全国でもいち早く洋式機械製糸技術を導入したことから製糸業が発展した。「シルク岡谷」とも称され、製糸業の中心地として栄えるようになる。

・昭和期になると安価な海外製品に押され製糸業は衰退したが、代わりに市内工業は多角化した。特に時計やカメラなどの精密機械製造が盛んになり、「東洋のスイス」とも呼ばれるほどに成長した。

・食料品製造では味噌の生産量が全国でトップクラスを誇る。昭和中期には生産量日本一を誇り、現代においても市内には数多くの味噌工場が存在する。

・かつて地場産業として栄えた繊維業を復活させるべく、高級な絹糸生産を推進している。「岡谷絹」は織りの技術力や表現の豊かさから、国内外のファッションブランドから注目を浴びている。

商業・サービス業

・岡谷市は明治期以降に工業都市として成長を続け、それに伴い商業も堅調に発展してきた。1905年(明治38年)には現在のJR中央本線の岡谷駅が開業し、昭和期になると中央自動車道や長野自動車道も整備され、都市化が進展した。

・中心市街地は諏訪湖沿岸に位置する岡谷駅周辺に広がっている。昭和末期から平成にかけては盛んに都市開発が行われ、市街地にスーパーマーケットや百貨店も進出した。

・岡谷駅の北にある童画館通り商店街は歴史のある商店街として有名である。その起源は大正時代までさかのぼり、岡谷市出身の童画作家「武井武雄」にちなんで童画館通りと名付けられた。

・日本の音風景100選に選定されている「塩嶺王城県立自然公園」を筆頭に、自然やレジャーを満喫できる公園も整っており、市内外から多くの人が訪れている。

総合計画・基本構想等

general-plan

自治体において「総合計画」や「基本構想」など呼ばれているものは、自治体の指針となるものです。

まずは簡単にでもいいので全体に目を通し、その自治体が目指している方向性などの全容を掴むことがポイントです。
その後は、あなたの興味・関心に合わせて個別の計画や取組についても調べてみてください。

エントリーシート

resume

岡谷市役所のエントリーシートの内容を掲載しているので、これを参考に実際にエントリーシートを作ってみましょう。
※過去のものとなりますので、あらかじめご了承ください。

・過去の失敗や挫折した経験を教えてください。その原因と考えられる要因分析とともにそこから学んだことを教えてください。(16行)
・.岡谷市役所に就職または転職を志望する理由と市職員として実現したいことを教えてください。(16行)

隣接する市

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
特に隣接する市は比較対象として挙げられやすいため、下記の自治体についても目を通しておくようにしましょう。

長野県

所属する都道府県

市役所を受験する場合でも、その自治体が所属する都道府県について聞かれることがあります。
志望先の関連情報として押さえておきましょう。

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

長野県