【沖縄県庁】面接対策・基本情報まとめ

沖縄県庁の面接対策で重要な、県の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、面接カード、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接においては、志望自治体や近隣自治体の基本的な情報を押さえることが何よりも大切です。
沖縄県ならではの特色を理解し、面接対策に活かしてください。

なお、その他の沖縄県内の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

県の概要

overviewまずは沖縄県の概要について整理しておきましょう。

・日本の南西端に位置した県域である。沖縄諸島や先島諸島を合わせた160もの島々からなる。

・県庁所在地は那覇市。

・明治時代までは琉球王国を確立していたため、日本本土とは異なる文化が根付いている。

・年の平均気温は20度以上ある亜熱帯性の気候のため、マングローブやガジュマル、イリオモテヤマネコやヤンバルクイナなど、この地域ならではの動植物が多く生息し、サンゴ礁や熱帯魚に代表される南国の風景が展開している。

・産業は、沖縄の自然を活かした観光業が盛んで、国内外から多くの観光客が訪れるようになった。

・全国にある米軍基地の約7割が沖縄に集中し、社会問題のひとつとなっている。

基本データ

fundamental-data沖縄県の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押えておきましょう。

統計

・総人口…約147万人
・総面積…約2282㎢
・世帯主月収…約32万
・1世帯貯蓄高…約600万
・男性平均寿命…約80.7歳
・女性平均寿命…約87.9歳

※最新のデータに基づいて算出

文化・教育

・総合博物館…8館
・科学博物館…0館
・歴史博物館…5館
・美術博物館…2館
・野外博物館…0館
・動物園…1園
・植物園…1園
・動植物園…0園
・水族館…1館
・体育施設…873施設
・劇場、音楽堂等…18館
・全国学力調査正答率(小学校)…61.0%
・全国学力調査正答率(中学校)…50.0%
・学習塾数…680ヶ所

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

沖縄県の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・沖縄県は日本で唯一の熱帯・亜熱帯性気候のため、栽培されている作物も他の都道府県とは異なる。

・生産量の多い野菜には、ゴーヤー、サヤインゲン、カボチャ、オクラなどがある。

・県内で最も多く栽培されているのは、現地の方言で「ウージ」と呼ばれるサトウキビである。県全体の耕地面積の約半分をサトウキビ畑が占めており、栽培農家数も全体の約70%にのぼる。サトウキビは砂糖の原料となる他、葉の部分は布や衣料用の染料、家畜の飼料として利用されている。茎と皮の部分はサトウキビ繊維糸の原料となり、搾り汁からは砂糖と糖蜜、化学調味料の原料になるなど、あらゆる部分が有効に利用されており、近年では製紙用パルプの原料としての利用も始まっている。

・熱帯・亜熱帯性気候を活かした様々な果物が栽培されており、沖縄県でしか収穫されていないものも多い。パイナップル、パパイア、グアバ、ドラゴンフルーツなどの熱帯果樹は、沖縄の特産物として知られている。

・水産業においては、全国シェアの約9割を誇るモズクの養殖をはじめ、クルマエビ、シャコガイ、ヤイトハタ、マダイなどの養殖の他、カツオ、マグロ、ソデイカなどの沖合漁業が行われている。

・グルクンやイラブチャーなど本土沿岸では見られない魚も漁獲されている。

工業・産業

・沖縄県でもっとも比重を占める産業が、観光産業である。第一次産業は全体の約2%、第二次産業は約12.4%と低い一方、第三次産業の割合が約85%以上と非常に高く、これは東京都に次いで全国第2位となっている。

・2013年(平成25年)の産業別製造品出荷額等では、最も多いのが石油製品(構成比36.8%)であり、次いで食料品(同23.4%)、飲料・たばこ(同11.1%)、窯業・土石(同8.3%)、金属製品(同5.3%)と続き、この上位5産業で全体の84.9%までを占める。

・沖縄県は、日本に復帰する1972年(昭和47年)までアメリカの統治下に置かれていため、工業をはじめとする県の産業にもアメリカ政府の影響が見られる。

・1950年(昭和25年)、当時沖縄に設けられていた「琉球列島米国民政府」の職員として赴任したサムエル・C・オグレスビーは、1966年(昭和41年)の退任まで沖縄の良き理解者として工業の振興に貢献した。製糖、味噌・醤油、食油、ビール、セメント、合板、菓子類など広範囲の産業において、オグレスビーの後援や指導は広がり、各製造業の9割は彼の業績であると伝えられている。その功績と人柄は没後も評価されており、現在でも沖縄県にはオグレスビーを慕う経営者が多くいる。

商業・サービス業

・沖縄県は日本で最も西に位置し、沖縄本島、宮古島、石垣島など多くの島で構成されている。一年を通して暖かい気候であるため、南国の気分を味わえる日本屈指のリゾート地として人気を博している。

・沖縄県最大の都市である那覇市は、政治・経済・文化の中心であり、「那覇空港」、「那覇港」を有することから沖縄県の玄関口としての役割も担っている。

・那覇市の北部にある「那覇新都心」は米軍在宅跡地の再開発地区であり、大型ショッピングセンターや公園などが点在している。特に「サンエー那覇メインプレイス」は沖縄県内初の専門店数100以上を誇る、那覇市最大のショッピングセンターである。

・沖縄県第2の都市、沖縄市は那覇市の北25kmほどのところにある。「胡屋十字路」から「コザ十字路」にかけて商業地区が広がり、「コザゲート通り」や「中央パークアベニュー」は沖縄とアメリカの文化が入り混じる異国のような雰囲気が特徴的である。

・沖縄市久保田にある「プラザハウスショッピングセンター」は日本初のショッピングセンターである。もともと沖縄在住の米軍関係者向けに建てられた施設であるため「Roger’s」「PINK HOUSE WORLD」といったインポートブランドショップが数多く入っている。

・沖縄市と隣接するうるま市は、那覇市、沖縄市に次いで3番目に人口の多い都市である。うるま市字前原に位置する「イオン具志川ショッピングセンター」は県内初のモール型ショッピングセンターとして2000年(平成12年)にオープンし、「グシコー」「グージャス」などの略称で親しまれている。

総合計画・基本構想等

general-plan

総合計画や基本構想とは、自治体の指針となるものです。
全体に目を通し、目指している方向性などの全容を掴むことが大切です。
さらに、あなたの興味・関心に合わせて、個別の計画や取組についても調べてみてください。

面接カード

resume

沖縄県庁の面接カードの内容を掲載しています。
これを参考に、実際に面接カードを作ってみましょう。
※過去のものとなりますので、あらかじめご了承ください。

・沖縄県行政で関心のある施策、部門
・沖縄勤務その他遠隔地での勤務の可否
・地域、社会活動(ボランティア活動等)、クラブ、サークル活動等
・趣味、特技
・資格、免許、表彰等
・好きな学科とその理由またはゼミナール、卒業研究のテーマ等
・学生生活で最も印象に残った事柄
・自分の性格(長所)
・健康状態
・職歴
・就職活動状況(他の公務員試験の受験状況、民間企業の受験状況)
・これまで取り組んできた活動や体験(①学生生活、社会的活動、職業体験などにおいて、どのような分野で、どのようなことに力を入れてきたかについて、その理由も含めて記入してください。② ①の取組の中で、達成感があったと感じている経験について、どのような状況、場面で、どのような工夫をして成果をあげたのか、あるいは、うまくいかずに苦労したがそれを克服したことがあれば、そのエピソードなどを具体的に記入してください。)
・関心事項(最近関心をもった事柄(社会生活、時事問題、世界情勢など)について、あなたの意見や考えを記入してください。)
・志望動機、自己PR(なぜ沖縄県職員を志望しているのか、沖縄県職員としてどのように仕事をしていきたいと考えているのかについて記入してください。)

隣接する都道府県

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
最低限、隣接する都道府県については理解を深めておきましょう。

鹿児島県

県内の市

県庁を受験するのであれば、管轄する県内の市についても理解を深めておくことが必要です。
下記のとおりまとめているので、しっかり押えておきましょう。

那覇市

宜野湾市

浦添市

糸満市

沖縄市

豊見城市

うるま市

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

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