【仙台市役所】面接対策・基本情報まとめ

仙台市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、面接カード、近隣自治体について掲載しています。

公務員試験の面接対策においては、まずは志望自治体に関連する基本的な情報を押さえることが大切です。
面接で聞かれ得るというのはもちろんですが、志望自治体や業務への理解を深めるために大いに役立つからです。

そして、そうした情報を面接での回答に活用することができれば、面接官に対してより説得力のある説明ができることでしょう。
この記事を通して志望自治体ならではの特色を理解し、ぜひ面接対策に活かしてください。

なお、その他の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overview市の全体像を把握するため、仙台市の概要について整理しておきましょう。

・「杜の都」という別称があり、緑が豊かで東北地方を代表する都市である。

・7回の編入合併を繰り返し、1989年(平成元年)、東北で初めて政令指定都市の指定を受けた。

・市制施行は1889年で、現在は5つの行政区がある。

・奥羽山脈の東側にある仙台平野のほぼ中央に位置し、夏は涼しく、冬は積雪が少なく比較的過ごしやすい気候を持つ。

・伊達政宗の居城だった仙台城を中心に発展し、東北地方の政治・経済・文化の中核都市として大きな役割を果たしている。

・毎年8月には東北3大祭りのひとつに数えられる七夕祭りが開かれ、街中が華やかに彩られる。

基本データ

fundamental-data仙台市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押さえておきましょう。

面積

・総面積…約786㎢
・可住地人口密度…約3200人/㎢

人口統計

・人口総数…約107万人
・年少人口率(15歳未満)…約12%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約63%
・高齢人口率(65歳以上)…約25%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-1.1人
・外国人人口数…約1万6000人
・転入者数…約6万6000人
・転入率(人口1000人当たり)…約62人
・転出者数…約6万2000人
・転出率(人口1000人当たり)…約59人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約5900億円
・歳出額…約5830億円
・地方税…約2250億円
・財政力指数…0.88
・実質公債費比率…6.1%
・将来負担比率…約52%
・経常収支比率…約97%
・地方交付税依存度…4.5%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

仙台市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・仙台市は人口約100万人という大都市でありがなら、農業・畜産業が活発に行われている。稲作から大豆・枝豆、トマト、キュウリ、レタスなど、様々な野菜が各地区で作られており、市では「地産地消」の取り組みを進めている。

・宮城野区発祥の「曲がりねぎ」は明治時代から続く伝統野菜で、大きく曲がった形が特徴である。もともと、一般的なねぎの作付けに適さない土壌であったが、「やとい」と呼ばれる栽培技術が見出され、地元を中心に愛される伝統野菜となった。現在、生産量は減少傾向にあるものの、独特な栽培方法を受け継ぎながら生産が続けられている。

・安心・安全な食への関心の高まりから、一部の農家では市民向けのレクリエーション農園の開設が進められている一方、農業従事者の減少や高齢化による担い手不足も大きな問題となっている。そこで農業体験や講座を通じて栽培技術を習得したサポーターを育成する「せんだい農楽校」を開校し、受講生が実際の農業支援を行なう活動が広まりつつある。

・市内には、緑や農業を身近に感じられる場として「農業園芸センター」があり、農業や地元の生産物への理解を深める場としても親しまれている。

工業・産業

・明治時代の産業革命により、水運の拠点として栄えていた石巻・塩竈地区から、鉄道駅が設置された仙台へ、商業の中心が徐々にシフトしていった。

・高度経済成長期ごろから各事業所の支店展開が活発化し、経済や行政などの面で東北地方の中心都市として発展した。とりわけ、商業やサービス業など第三次産業の事業所の割合が高く、「支店経済都市」と呼ばれるようになる。

・仙台市は仙台藩の藩校「養賢堂」が基礎となり、100年以上も「学都」の別名で親しまれた。今では東北大学をはじめとした高等教育機関の集積により、高度な研究・開発機関がつくられている他、市民・企業・行政が産学連携し、共に研究・開発を進める「学都仙台コンソーシアム」を設立している。

・市内には「秋保温泉」や「秋保大滝」などの自然観光資源、仙台城址をはじめとした歴史・文化的建造物などの多彩な観光資源があり、市内外からの観光客でにぎわいを見せている。

商業・サービス業

・1600年(慶長5年)に仙台藩祖である「伊達政宗」が「千代城」を「仙台城」と改め居城としたことが、仙台の歴史の始まりである。伊達政宗が入城した翌年には、「仙台開府」と呼ばれる城と城下町の整備事業が開始され、現在の近代的な仙台市の町並みの基盤にもなっている。

・戊辰戦争においては、降伏を余儀なくされ仙台藩が厳封されるなど不遇の時代を迎えたが、その後も東北における商業の中心地として着実に発展を続けてきた。

・1891年(明治24年)には、東北本線全線が開通した。それに伴い、仙台駅周辺の立地条件の良い国分町や一番街などの商店街は、仙台を代表する商業エリアへと発展していった。

・1945年(昭和20年)の太平洋戦争・仙台空襲によって仙台市中心部は全焼し、約5分の1の市民が被災した。町として機能するには厳しい状況に陥ったが、市民の理解と協力のもと、1946年(昭和21年)には仙台駅西部を対象とした戦災復興土地区画整理事業が施行された。

・1955年(昭和30年)以降、仙台駅周辺を中心に復興が進み、1982年(昭和57年)の東北新幹線開業も相まって駅直結の「仙台パルコ」、「エスパル仙台」などの大型商業施設の他、駅地下施設も発達した。

・仙台駅から徒歩圏内には「仙台三越」、「藤崎」といった老舗デパートや百貨店、大正期にかけて急速に発展した商店街の数々も東北最大の商業地としての地位を支えている。

総合計画・基本構想等

general-plan

自治体において「総合計画」や「基本構想」など呼ばれているものは、自治体の指針となるものです。

まずは簡単にでもいいので全体に目を通し、その自治体が目指している方向性などの全容を掴むことがポイントです。
その後は、あなたの興味・関心に合わせて個別の計画や取組についても調べてみてください。

面接カード

resume

仙台市役所の面接カードの内容を掲載してているので、これを参考に実際に面接カードを作ってみましょう。
※過去のものとなりますので、あらかじめご了承ください。

・学歴
・職歴
・志望の動機
・これまでに力を入れて取り組んだ事柄や成果をあげた事柄(※学業、仕事、文化活動、スポーツ活動、ボランティア活動等の経験をもとに記入)
・性格(長所、短所)
・趣味、特技
・検定、免許、資格
・あなたが考える仙台市職員像
・自己PR
・他の就職試験の受験状況(予定も含む)

面接質問リスト

仙台市役所の面接において、過去の受験生が実際に質問された内容をリストとして提供しています(下記のリンクからご確認いただけます)。

仙台市役所で定番の質問をはじめ、一部の受験生しか聞かれていないものの、「いざ聞かれると答えに窮する」「準備しておかなければ答えられない」ような難易度の高い質問も収録しました。

質問されることをあらかじめ把握しておけば、面接試験は決して怖いものではありません。
このリストへの回答を事前に準備することで、仙台市役所の面接試験を突破することができるでしょう。

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

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