【栃木市役所】面接対策・基本情報まとめ

栃木市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接においては、志望自治体や近隣自治体の基本的な情報を押さえることが何よりも大切です。
栃木市ならではの特色を理解し、面接対策に活かしてください。

なお、その他の栃木県内の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overviewまずは栃木市の概要について整理しておきましょう。

・栃木県の最南端に位置し、東京からは約1時間圏内の距離にある。

・2010年(平成22年)に栃木市・大平町・藤岡町・都賀町の1市3町が合併して誕生した。

・市の西部には三毳山や太平山がそびえ、南部には日本最大の遊水池「渡良瀬遊水地」が広がっているのが特徴である。北部から東部にかけては関東平野に連なる平坦地が形成され、県内有数の農業地帯になっている。

・農業では、米や麦をはじめ、イチゴ、ブドウなどが生産されている。農業以外では、みそ、漬物、清酒、洋酒、食肉加工などの食品工業が盛んである。

・渡良瀬遊水地のヨシやスゲを利用した菅笠も栃木市の代表的な特産品となっている。

・交通ではJR両毛線と東武日光線、東武宇都宮線の3線が走行している。道路では国道50号や293号の他、東北自動車道と北関東自動車道のICも立地しているなど、交通の要となっている。

基本データ

fundamental-data栃木市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押えておきましょう。

面積

・総面積…約332㎢
・可住地人口密度…約600人/㎢

人口統計

・人口総数…約16万人
・年少人口率(15歳未満)…約11%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約57%
・高齢人口率(65歳以上)…約32%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-8人
・外国人人口数…約4000人
・転入者数…約5000人
・転入率(人口1000人当たり)…約34人
・転出者数…約5000人
・転出率(人口1000人当たり)…約30人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約770億円
・歳出額…約730億円
・地方税…約220億円
・財政力指数…0.72
・実質公債費比率…8.5%
・将来負担比率…約21%
・経常収支比率…約89%
・地方交付税依存度…13.8%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

栃木市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・市内には関東平野に連なる平坦地が広がっており、豊かな河川、長い日照時間などに恵まれ、栃木県有数の農業地帯となっている。総農家数は5,000戸を超え、県内1位を誇る。

・農業産出額は約188億円で県内4位であり、野菜、果物とお米を主に栽培している。

・果物ではイチゴやブドウの生産が盛んで、特にイチゴは全国的に有名な栃木市の特産品である。2008年(平成20年)には全国唯一のいちご専門研究機関「栃木県農業試験場いちご研究所」も市内に設立されている。酸味が少なく甘みの強い味わいが特徴的な「とちあいか」などオリジナルのブランドも開発しており、栃木県のイチゴ生産量全国1位を、栃木市が支えてきた。

・海に面していない栃木市では水産業はあまり盛んではないが、一部、河川でのマスの養殖が見られる。

工業・産業

・栃木市は、東北自動車道と北関東自動車道のクロスポイントに位置しており、東京まで車で約60分、茨城空港までも約60分と、非常に優れた立地環境にある。

・昭和期にはかつての栃木市の地に、数多くの銀行が創設され、周辺地域を代表する経済中心地へと発展した。昭和初期には企業誘致も積極的に進められ、1945年(昭和20年)に創立された日立製作所栃木工場がその代表例である。市内全体で工業誘致が推し進められ、工業都市として成長していった。

・現代でも第二次産業が市内経済に占める割合は高く、就業者数の割合でも3割を超える。年間製造品出荷額は2016年(平成28年)時点で1兆900億円超、2008年(平成20年)と比べて33.4%の大幅に増加しており、急成長を遂げている。

・業種別には「電気機械」「輸送機械」「飲料・たばこ」「食料品」が大きな割合を占めており、バランス良く幅広い業種の事業所が点在している。

商業・サービス業

・栃木市は、江戸時代に例幣使街道の宿場町として栄え、明治に入ると県庁が置かれるなど、政治と文化の中心地として発展した。1893年(明治26年)には栃木商業会議所が設立され、商業面でも栃木県をリードするようになる。明治時代は問屋などの商人が栃木市の地で商いを盛んに行い、問屋町としても発展した。

・戦後になると、流通システムの変化から多くの問屋が姿を消したが、その後大通りのアーケードの設置や建物の建替えが進み、近代的な街並みへと変貌を遂げた。中心商店街としてにぎわうようになる。

・第三次産業の就業者割合は6割近くにのぼり、年間商品販売額は2,700億円ほどである。

・商圏は市内を縦断する東武日光線沿線に集中し、なかでも栃木駅北部には中心市街地が広がっている。「栃木駅」から伸びる「蔵の街大通り」には多くのお店が点在し、歴史ある土蔵や見世蔵も現存している。

総合計画・基本構想等

general-plan

総合計画や基本構想とは、自治体の指針となるものです。
全体に目を通し、目指している方向性などの全容を掴むことが大切です。
さらに、あなたの興味・関心に合わせて、個別の計画や取組についても調べてみてください。

隣接する市

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
最低限、隣接する市については理解を深めておきましょう。

佐野市

鹿沼市

小山市

下野市

加須市

所属する都道府県

栃木県

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

栃木県