戸田市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、面接カード、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接においては、志望自治体や近隣自治体の基本的な情報を押さえることが何よりも大切です。
戸田市ならではの特色を理解し、面接対策に活かしてください。
なお、その他の埼玉県内の自治体については下記の記事からご確認いただけます。
市の概要
・埼玉県南東部、荒川の沖積低地に位置し、荒川を境に東京都と接している。
・街中には緑が多く、埼玉県内の他の自治体と比較しても特に公園が多い。親子で遊べる環境が整っている他、「戸田橋花火大会」や、昭和50年から続く「戸田ふるさと祭り」など、季節のイベントも充実している。
・行政の充実度でも全国で上位にランクインしており、人口増加率も高水準を維持してきた。
・最近では、市内に出版、印刷、機械などの工場や倉庫が増加しており、宅地化と同時に産業活性化も進んでいる。
・交通面では、JR埼京線の他、首都高速や国道298号線、国道17号線が市内を通過。通勤や買い物などに便利で、都心や郊外へのアクセスが良い交通の要衝として機能してきた。
基本データ
戸田市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押えておきましょう。
面積
・総面積…約18㎢
・可住地人口密度…約7700人/㎢
人口統計
・人口総数…約14万人
・年少人口率(15歳未満)…約14%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約69%
・高齢人口率(65歳以上)…約17%
・人口1000人当たりの人口増減数…約2.1人
・外国人人口数…約7000人
・転入者数…約1万人
・転入率(人口1000人当たり)…約68人
・転出者数…約9000人
・転出率(人口1000人当たり)…約65人
※最新のデータに基づいて算出
財政状況
・歳入額…約800億円
・歳出額…約760億円
・地方税…約290億円
・財政力指数…1.21
・実質公債費比率…8.1%
・将来負担比率…約26%
・経常収支比率…約91%
・地方交付税依存度…0%
※最新のデータに基づいて算出
各種産業の特徴
戸田市の各種産業についても整理しておきましょう。
農業・水産業
・戸田市は、美しい緑と豊かな荒川の流れに抱かれた街である。海抜約1〜4mと全体的に平坦で、沖積層地帯を母体として生まれた土地となっている。
・第一次産業の就業者割合は1%未満であり、農業はあまり盛んではない。
・養蜂が行われており、戸田市のハチミツは特産品として知られる。養蜂は戸田市商工会館の屋上で行われており、ハチミツを使ったオリジナルスイーツなども考案された。
・その他、お米やイモ類、白菜、ダイコンなどが栽培されている。
・姉妹都市である埼玉県美里町との交流の一環として、農作物の収穫体験事業を行っている。
・海に面していない戸田市では、水産業はほとんど見られない。
工業・産業
・戸田市は、江戸時代に交通の要衝として多くの人が行きかい、「戸田の渡し」が行われていたことで有名。当時、江戸防衛のため荒川に橋がかけられず、中山道を進むための渡し船が設けられた。これを戸田の渡しと呼び、戸田橋が完成する明治時代まで存続した。
・近代化が進むと川口地域の鋳物の関連産業として金属加工業が発展した。そして、1964年(昭和39年)の東京オリンピックによって都内への物流拠点として倉庫業なども発達していく。
・都心部の商業化が進むと同時に、都内にあった産業が徐々に周辺へと移転した。消費地東京に対して情報や商品の鮮度が求められる印刷業や食品製造、物流加工業などが戸田市にも流入するようになった。
・2017年(平成29年)の製造品出荷額は約2,200億円。そのうち印刷業が約730億円、食品製造業が約630億円と多くを占めている。
商業・サービス業
・近代になると工業化が進み、高度経済成長期の1985年(昭和60年)には東北本線(埼京線)が開通し、人口が急増した。高層マンション建設も進められ宅地化が進展し、都心部のベッドタウンとしての役割を担うようになった。
・ボートのまちとして有名で、戸田漕艇場では東京オリンピックのボート競技が行われた。
・商圏はJR埼京線沿いに広がり、戸田駅周辺が中心市街地となる。
・駅前に広がる上戸田商店街には大手食品スーパー、飲食店、各種専門店などが集積している。周辺には戸田市役所や文化会館などもあり、商業・行政・文化の中心になっている。
・戸田公園駅周辺も栄えており、荒川を渡れば東京都とつながるのも特徴である。そのため、通勤通学に便利な場所として、知名度・人気が高まった。
総合計画・基本構想等
総合計画や基本構想とは、自治体の指針となるものです。
全体に目を通し、目指している方向性などの全容を掴むことが大切です。
さらに、あなたの興味・関心に合わせて、個別の計画や取組についても調べてみてください。
面接カード
戸田市役所の面接カードの内容を掲載しています。
これを参考に、実際に面接カードを作ってみましょう。
※過去のものとなりますので、あらかじめご了承ください。
・学歴
・職歴
・免許、資格
・志望理由
・自己PR(下記枠内で自由に記載してください。ただし、インターネットサイトへのリンクの貼付は不可です。)
隣接する市・区
公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
最低限、隣接する市・区については理解を深めておきましょう。