【帯広市役所】面接対策・基本情報まとめ

帯広市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、近隣自治体について掲載しています。

公務員試験の面接対策においては、まずは志望自治体に関連する基本的な情報を押さえることが大切です。
面接で聞かれ得るというのはもちろんですが、志望自治体や業務への理解を深めるために大いに役立つからです。

そして、そうした情報を面接での回答に活用することができれば、面接官に対してより説得力のある説明ができることでしょう。
この記事を通して志望自治体ならではの特色を理解し、ぜひ面接対策に活かしてください。

なお、その他の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overview市の全体像を把握するため、帯広市の概要について整理しておきましょう。

・北海道東部、十勝地方のほぼ中央に位置し、南西部を日高山脈が占め、市域の1割が日高山脈襟裳国定公園に指定されている。

・中央部、北東部に広がる平野部では約半分が農地で、全国でも有数の畑作地帯である。

・明治時代から計画的に開拓されてきた帯広市は、基盤目状の都市景観が広がっている。

・JR帯広駅北部を中心に商業施設やビジネス街が立ち並び、南西部に市街地が形成されている。

・一人当たりの公園面積が全国平均の4倍以上あり、1975年(昭和50年)より植樹を行ってきた「帯広の森」が、市街地の西部から南部にかけて配置されているのが特徴である。

・鉄道はJR北海道根室本線が市域を東西に横断し、バスは市内各所を結ぶ3路線が運行している。道路では、帯広広尾自動車道をはじめ、国道38、236、241号が幹線道路として利用されている。

・とかち帯広空港で国内外便が運航され、十勝地方の玄関口となっている。

基本データ

fundamental-data帯広市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押さえておきましょう。

面積

・総面積…約619㎢
・可住地人口密度…約440人/㎢

人口統計

・人口総数…約16万2000人
・年少人口率(15歳未満)…約11%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約59%
・高齢人口率(65歳以上)…約30%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-9.5人
・外国人人口数…約1300人
・転入者数…約7400人
・転入率(人口1000人当たり)…約46人
・転出者数…約7700人
・転出率(人口1000人当たり)…約47人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約910億円
・歳出額…約890億円
・地方税…約230億円
・財政力指数…0.60
・実質公債費比率…8.2%
・将来負担比率…約22%
・経常収支比率…約89%
・地方交付税依存度…16.8%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

帯広市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・十勝平野のほぼ中央に位置している帯広市は、春と秋が短く夏は比較的高温ながら爽やかな気候である。冬は寒さが厳しい反面、降水量が少ないことから晴天日数がきわめて多いのも特徴である。

・恵まれた土地条件を背景として、小麦、豆類、てん菜、馬鈴しょを中心とした、大規模かつ機械化された土地利用型農業を展開している。日本の食糧供給基地としての役割を担っている。

・海がないため水産業はほぼ見られないが、市内には河川や十勝の海で獲れた魚介を用いた加工工場が点在しており、それらを活用した食育にも力を入れている。

・酪農はとても盛んで、帯広市が属する十勝地方では農業産出額の約半分を畜産が占める。牛乳やチーズをはじめとする乳製品の他、ハムやソーセージなどの畜産加工品も多く作られている。

・牛乳の生産量は全国トップクラスである。また「十勝和牛」は全国的にも知名度が高く、広い敷地でストレスなく育てられるのが特徴である。

工業・産業

・帯広は明治期に依田勉三が率いる晩成社によって開拓され、1903年(明治36年)には十勝監獄(現・帯広刑務所)が設置され、人口が増えていった。それに伴い、農業を中心とした産業が栄えた。

・農業を核とした食料品加工は基盤産業のひとつで、市内の製造業ではその多くが食料品関連の事業所である。

・帯広市では「フードバレーとかち」のキーワードを掲げ、地域ブランドの醸成や第一次産業従事者の育成、官民連携など様々な取り組みが行われている。

・その他の製造業は、金属製品や印刷関連、生産用機械器具などである。市内にはいくつかの工業団地があり、なかでも「帯広市西20条北工業団地」は中核的存在となっている。市街地や帯広広尾自動車道のインターチェンジから近く、人やモノが行きかうのに最適な場所といえる。

商業・サービス業

・帯広市は小売業の人口ひとり当たりの年間商品販売額が北海道内トップクラスである。帯広市が属する十勝管内の人口は約34万人で、同市は地域全域の需要をまかなう広い商圏を有しており、十勝の商業の中心地でもある。

・飲食店が集積した商店街や宿泊施設、事務所や医療機関などの都市機能が充実しており、十勝全域に向けて都市的サービスを提供しているのが特徴である。

・近年では少子高齢化の影響で商業機能の低下が一部見られるものの、中心市街地の活性化に向け官民が一体となって取り組みが進められている。

・商業の中心はJR帯広駅周辺で、駅を基点として行政機関、百貨店や各種専門店がそろっている。特に「藤丸さん」の愛称で知られる帯広の老舗百貨店「藤丸百貨店」は市内商業のシンボル的存在で、前身の呉服店から数えれば100年以上の歴史を持つ。

総合計画・基本構想等

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自治体において「総合計画」や「基本構想」など呼ばれているものは、自治体の指針となるものです。

まずは簡単にでもいいので全体に目を通し、その自治体が目指している方向性などの全容を掴むことがポイントです。
その後は、あなたの興味・関心に合わせて個別の計画や取組についても調べてみてください。

面接質問リスト

帯広市役所の面接において、過去の受験生が実際に質問された内容をリストとして提供しています(下記のリンクからご確認いただけます)。

帯広市役所で定番の質問をはじめ、一部の受験生しか聞かれていないものの、「いざ聞かれると答えに窮する」「準備しておかなければ答えられない」ような難易度の高い質問も収録しました。

質問されることをあらかじめ把握しておけば、面接試験は決して怖いものではありません。
このリストへの回答を事前に準備することで、帯広市役所の面接試験を突破することができるでしょう。

近隣の市

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あるため、下記の自治体についても目を通しておくようにしましょう。

北海道

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所属する都道府県

市役所を受験する場合でも、その自治体が所属する都道府県について聞かれることがあります。
志望先の関連情報として押さえておきましょう。

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

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