【筑紫野市役所】面接対策・基本情報まとめ

筑紫野市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接においては、志望自治体や近隣自治体の基本的な情報を押さえることが何よりも大切です。
筑紫野市ならではの特色を理解し、面接対策に活かしてください。

なお、その他の福岡県内の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overviewまずは筑紫野市の概要について整理しておきましょう。

・佐賀県の基山町と接する南部と北部の三郡山の間の平野部に市街地が広がっている。

・JR二日市駅や西鉄二日市駅付近などの市街地中心は、古くからの町並みがそのまま残り、「博多の奥座敷」と称される二日市温泉が有名である。

・自動車がすれ違うことができない程道幅が狭く、大きく迂回を必要とするなどの問題がある。

・西鉄天神大牟田線とJR鹿児島本線、国道3号線がほぼ並行して市の南北を貫き、九州の主要交通網の要衝としての役割を担っている。

・周辺の市区町村を管轄とする税務署・法務局・警察署などの行政機関が設置されている。

・福岡市の中心までの所要時間は、電車で15分前後という立地のため、小郡・筑紫野などの郊外にまで大規模な住宅団地が整備され、人口は増加している。

基本データ

fundamental-data筑紫野市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押えておきましょう。

面積

・総面積…約88㎢
・可住地人口密度…約2300人/㎢

人口統計

・人口総数…約11万人
・年少人口率(15歳未満)…約14%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約60%
・高齢人口率(65歳以上)…約26%
・人口1000人当たりの人口増減数…約10.3人
・外国人人口数…約700人
・転入者数…約6000人
・転入率(人口1000人当たり)…約54人
・転出者数…約5000人
・転出率(人口1000人当たり)…約44人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約400億円
・歳出額…約380億円
・地方税…約140億円
・財政力指数…0.78
・実質公債費比率…4.0%
・将来負担比率…0%
・経常収支比率…約83%
・地方交付税依存度…11.1%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

筑紫野市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・市内に宝満川や山口川が流れ、周囲は脊振山や三郡山などの山々が囲んでいる。水資源が豊富なことから、古くから農業が盛んで、近年でも福岡都市圏の中で農業経営者が多いことで有名である。

・消費地が近いことから都市型農業が展開されており、水稲や麦などの穀物類の他、野菜も多く生産している。野菜で有名なものは、ブロッコリーやアスパラガス、軟弱野菜など。

・九州最大級を誇るイチゴ農園があり、数多くのイチゴ品種が作られている。観光農園としても機能しており、旬の時期にはイチゴ狩りが楽しめる。

・優れた都市環境と豊かな自然を有する筑紫野市では、新規就農者の振興にも積極的である。市民農園も整備されており、農業に触れる機会も創出してきた。市内には数多くの直売所があり、地産地消の取り組みも見られる。

・海に面していない筑紫野市では、養殖による内水面漁業を営む業者が存在している。卸売だけでなく、釣りや食事での提供が楽しまれている。

工業・産業

・筑紫野の地は古くから交通の要衝として栄え、江戸時代には長崎街道や薩摩街道などを中心に発展してきた。近代に入ると都市化が進み、鉄道網や道路網が整備され、市内には九州を代表する幹線道路、九州自動車道や国道3号線が走るようになる。

・筑紫野インターチェンジ近くには大規模な流通団地が立地している。福岡市や北九州市、熊本市などの周辺都市へのアクセスも良好で、その優位性を活かした産業振興が進められてきた。

・筑紫野市を含む福岡都市圏は、アジアとの玄関口として近年成長を続けているのも特徴である。製造品出荷額は4,000億円を超え、食料品やはん用機械器具、金属製品、生産用機械などの製造業が多くを占めている。

・県内で最も古い酒造があることで有名である。そこで作られるお酒は皇室で賞味されたことでも知られる。

商業・サービス業

・筑紫野は江戸時代、主要街道の宿場町として栄えた。参勤交代が確立したのちは長崎街道に山家宿、原田宿が置かれ、交通の要衝として発展した。薩摩街道や日田街道なども走り、物や人が多く行きかった。

・筑紫野は温泉地として有名である。切り傷によく効く二日市温泉は戦国時代における重要な湯治場としても利用されていたと伝えられている。

・近代になると都市化が進展し、1972年(昭和47年)に市制が施行され筑紫野市が誕生すると、宅地開発も本格的に進み福岡都心部のベッドタウンとして成長を続けた。

・市制施行時は人口5万人を下回る水準だったが、2010年(平成22年)頃には10万人の大台に乗った。

・中心市街地は市内を縦断するJR鹿児島本線や西鉄天神大牟田線沿いに広がり、中心となる駅は二日市駅や西鉄二日市駅などである。駅前には商業施設や飲食店、専門店が並び、商業集積が見られる。

総合計画・基本構想等

general-plan

総合計画や基本構想とは、自治体の指針となるものです。
全体に目を通し、目指している方向性などの全容を掴むことが大切です。
さらに、あなたの興味・関心に合わせて、個別の計画や取組についても調べてみてください。

隣接する市

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
最低限、隣接する市については理解を深めておきましょう。

飯塚市

大野城市

太宰府市

那珂川市

鳥栖市

所属する都道府県

福岡県

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

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