【稲沢市役所】面接対策・基本情報まとめ

稲沢市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、近隣自治体について掲載しています。

公務員試験の面接対策においては、まずは志望自治体に関連する基本的な情報を押さえることが大切です。
面接で聞かれ得るというのはもちろんですが、志望自治体や業務への理解を深めるために大いに役立つからです。

そして、そうした情報を面接での回答に活用することができれば、面接官に対してより説得力のある説明ができることでしょう。
この記事を通して志望自治体ならではの特色を理解し、ぜひ面接対策に活かしてください。

なお、その他の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overview市の全体像を把握するため、稲沢市の概要について整理しておきましょう。

・愛知県の北西部に位置し、木曽川を挟んで岐阜県と接している。

・東部にはJR東海道本線と名鉄名古屋本線が並行して走り、市民の重要な交通機関となっている。

・各線沿線から中央部にかけて住宅地が広がり、至便なアクセスのため名古屋市のベッドタウンとなっている。

・西部は田園風景が広がっており、農業が盛んで、特に植木・苗木は全国の4大産地に数えられている他、ギンナンも特産品とされている。

・市の中央部には、「国府宮はだか祭」で知られる「国府宮神社」があり、裸の男たちが境内で激しくぶつかりあう伝統神事が毎年2月に開催されている。歴史を今に伝える史跡も多く残されており、特に文化財は東海地方でも指折りの数を誇る。

基本データ

fundamental-data稲沢市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押さえておきましょう。

面積

・総面積…約79㎢
・可住地人口密度…約1700人/㎢

人口統計

・人口総数…約13万4000人
・年少人口率(15歳未満)…約12%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約60%
・高齢人口率(65歳以上)…約28%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-5.1人
・外国人人口数…約4000人
・転入者数…約5000人
・転入率(人口1000人当たり)…約38人
・転出者数…約5000人
・転出率(人口1000人当たり)…約37人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約550億円
・歳出額…約510億円
・地方税…約220億円
・財政力指数…0.84
・実質公債費比率…3.2%
・将来負担比率…0%
・経常収支比率…約92%
・地方交付税依存度…7.7%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

稲沢市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・稲沢市は愛知県の北西部、濃尾平野の中央部に位置する市である。市域の西側に接する木曽川は豊富な水源となり、さらに気候も温暖なため、古くから農業が盛んに営まれてきた。

・第一次産業就業者割合は4%ほどで、農業産出額ベースでも県内上位に入る。

・かつては稲作が中心であったが、近年ではホウレンソウ、ナス、ネギ、白菜などの野菜栽培も盛んに行われるようになった。特にホウレンソウは、民間で初めて東洋系と西洋系の交配種に成功し、「治郎丸ほうれんそう」として全国へ広まった。

・古来に米の凶作時に食料として用いられていたギンナンが名産で、生産量は全国トップクラスを誇る。特に祖父江地区が有名で、イチョウ並木が黄色く染まる秋には、「そぶえイチョウ黄葉まつり」も開催されている。

・植木・苗木産業が盛んで、起源は鎌倉時代までさかのぼる。市内にあるお寺の住職が中国から柑橘植木の生産技術を持ち帰ったことが始まりである。その技術が近隣の農家へ伝授され、技術を活かした稲沢特有の特色を持つ庭園用樹木の生産が行われるようになった。

・海はなく水産業はほとんど行われていないが、「生物多様性いなざわ戦略」と題して生物多様性の保全を積極的に行っており、この中には養殖に関する項目も含まれている。

工業・産業

・1958年(昭和33年)に誕生した稲沢市は、2005年(平成17年)に平和町と祖父江町を編入合併し、市域面積が拡大した。名古屋都心からのアクセスが良いことから、工業が発展してきた歴史がある。

・市内には大規模な工業地の他、集落において小規模工場や製造業本社が住宅地と共存している。

・電子部品、デバイス、電子回路をはじめ、はん用機械器具やプラスチック製品などの製造業があり、製造品出荷額は9,000億円を優に超え、工業都市としての地位を確立している。

商業・サービス業

・かつて稲沢は尾張国の国府が置かれ、政治の中心都市を担っていた。江戸時代には東海道と中山道を結ぶ美濃路の宿場町として発展した。歴史ある街であるため、市内にはそれが感じられる文化やスポットが数多く残されている。

・昭和期になると宅地開発が進み人口が増加し、名古屋市のベッドタウンとしての役割を担うようになった。

・商業用地は主要な幹線道路沿いに立地しており、大規模な郊外型商業施設は市内に分散している。1993年(平成5年)には大手チェーンストア「ユニー株式会社」が市内に本社を移転、1996年(平成8年)には「アピタ稲沢店」が開店し、2000年(平成12年)には「アピタタウン稲沢」としてリニューアルオープンした。これらの大型商業施設が、市内の卸売業・小売業の発展に大きく寄与した。

・近年では市の就業人口の約6割が第三次産業に従事するほどに成長している。

総合計画・基本構想等

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自治体において「総合計画」や「基本構想」など呼ばれているものは、自治体の指針となるものです。

まずは簡単にでもいいので全体に目を通し、その自治体が目指している方向性などの全容を掴むことがポイントです。
その後は、あなたの興味・関心に合わせて個別の計画や取組についても調べてみてください。

隣接する市

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
特に隣接する市は比較対象として挙げられやすいため、下記の自治体についても目を通しておくようにしましょう。

岐阜県

愛知県

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所属する都道府県

市役所を受験する場合でも、その自治体が所属する都道府県について聞かれることがあります。
志望先の関連情報として押さえておきましょう。

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

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