中津川市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、面接カード、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接対策においては、まずは志望自治体に関連する基本的な情報を押さえることが大切です。
面接で聞かれ得るというのはもちろんですが、志望自治体や業務への理解を深めるために大いに役立つからです。
そして、そうした情報を面接での回答に活用することができれば、面接官に対してより説得力のある説明ができることでしょう。
この記事を通して志望自治体ならではの特色を理解し、ぜひ面接対策に活かしてください。
なお、その他の自治体については下記の記事からご確認いただけます。
市の概要
市の全体像を把握するため、中津川市の概要について整理しておきましょう。
・岐阜県の南東部に位置し、東部は長野県と接している。市域は南北に縦長の地形で、約80%を山林が占有している。
・恵那山をはじめ1,000m以上の山々に三方を囲まれ、市の南部を流れる木曽川流域に市街地が形成されている。市街地は中山道宿場町としての面影を残し、特に長野県境にあたる「馬籠宿」は、木曽路の歴史を今に伝える名所として毎年大勢の観光客に人気である。
・北部は緑や清流など自然に恵まれ、キャンプ場や温泉などのレジャースポットが点在している。
・産業は農林業から精密機器などの工業まで幅広く、産業振興を積極的に推進している。
・交通網は中央自動車道、国道19号線などの幹線道路、JR中央線が名古屋都心部と接続している。
・2005年(平成17年)に近隣の町村を合併したときに、わが国で唯一他県の村を編入した。
基本データ
中津川市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押さえておきましょう。
面積
・総面積…約676㎢
・可住地人口密度…約500人/㎢
人口統計
・人口総数…約7万5000人
・年少人口率(15歳未満)…約11%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約55%
・高齢人口率(65歳以上)…約34%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-11.5人
・外国人人口数…約2000人
・転入者数…約2000人
・転入率(人口1000人当たり)…約33人
・転出者数…約2000人
・転出率(人口1000人当たり)…約33人
※最新のデータに基づいて算出
財政状況
・歳入額…約510億円
・歳出額…約450億円
・地方税…約110億円
・財政力指数…0.49
・実質公債費比率…6.9%
・将来負担比率…0%
・経常収支比率…約90%
・地方交付税依存度…23.6%
※最新のデータに基づいて算出
各種産業の特徴

中津川市の各種産業についても整理しておきましょう。
農業・水産業
・中津川市は岐阜県の東南端に位置し、東は木曽山脈、南は三河高原、中央に木曽川が流れる自然に囲まれた地域である。農業においては、中山間地という自然条件を活かして、野菜や果樹、花類など様々な農産物が栽培されている。
・中津川市阿木地区が発祥の地とされる夏秋トマトや夏秋なす、栗、茶、シクラメンなどは特産品である。
・岐阜県では一定の基準を満たした野菜や果樹などを「飛騨美濃伝統野菜」に認証しており、中津川市では、あじめこしょう、菊ごぼう、西方いも、瀬戸のたけの4品目が認証されている。
・畜産業については養鶏や豚の飼育が行われており、水産業については目立った特徴は見られない。
工業・産業
・中津川市の工業は歴史が古く、1902年(明治35年)のJR中央線開通をきっかけに近代化が始まった。地場産業として栄えていた木材業に加え、製紙業も発展した。さらに終戦後には、戦時中の疎開工場がそのまま民生電機工場として定着し、金属機械加工を主体とした工業群が形成されて製造業の街へと発展を遂げた。
・1992年(平成4年)に坂本地区内、国道19号線深沢交差点の南に「中津川中核工業団地」が完成した。工業団地には電機メーカーや印刷会社、化学企業などが進出している。
・製造品出荷額は県内上位で、電気機械器具と輸送機械器具が多くを占有している。
・木曽川を挟んで恵那市街地の北部に位置する蜷川地区では、良質の花崗岩が産出されることから、採石や石工業が盛んに行われている。
商業・サービス業
・古くは東山道、中山道、飛騨街道など、複数の街道が通過していた中津川市は交通の要衝として栄えていた。中津川市の中心市街地は、かつて中山道の宿場「中津川宿」として繁栄した中津地区である。JR中央本線「中津川駅」から南にかけて宿場町ならではの歴史ある家屋が軒を連ねており、市役所などの官公庁や銀行をはじめとする金融機関も集積している。
・「中津川市子ども科学館」や「中山道歴史資料館」なども駅の近くに立地している。市内を通過する国道19号線や中津川バイパス沿いには、ロードサイド店舗も点在している。
・日本観光地百選にも選ばれている「恵那峡」や、夏はキャンプ、秋は紅葉狩りを楽しめる「夕森公園」など、市内には多くのレジャースポットがある。
総合計画・基本構想等

自治体において「総合計画」や「基本構想」など呼ばれているものは、自治体の指針となるものです。
まずは簡単にでもいいので全体に目を通し、その自治体が目指している方向性などの全容を掴むことがポイントです。
その後は、あなたの興味・関心に合わせて個別の計画や取組についても調べてみてください。
面接カード

中津川市役所の面接カードの内容を掲載してているので、これを参考に実際に面接カードを作ってみましょう。
※過去のものとなりますので、あらかじめご了承ください。
・あなたが今までに力を注いだことは何ですか。(①学業や職務において②社会的な活動や学生生活において③日常生活その他(資格、特技、趣味、社会事情等で関心のあること等)において)
・そこから何を得ることが出来ましたか。またそれを本市でどう活用しますか。
・あなたは今回の中津川市職員募集をどのように知りましたか。
・自己PRをしてください。(このスペースの使い方、色、絵、写真等表現方法は自由ですが、このページに納まるよう記載をお願いします。)
面接質問リスト
中津川市役所の面接において、過去の受験生が実際に質問された内容をリストとして提供しています(下記のリンクからご確認いただけます)。
中津川市役所で定番の質問をはじめ、一部の受験生しか聞かれていないものの、「いざ聞かれると答えに窮する」「準備しておかなければ答えられない」ような難易度の高い質問も収録しました。
質問されることをあらかじめ把握しておけば、面接試験は決して怖いものではありません。
このリストへの回答を事前に準備することで、中津川市役所の面接試験を突破することができるでしょう。
隣接する市
公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
特に隣接する市は比較対象として挙げられやすいため、下記の自治体についても目を通しておくようにしましょう。
岐阜県
所属する都道府県
市役所を受験する場合でも、その自治体が所属する都道府県について聞かれることがあります。
志望先の関連情報として押さえておきましょう。