【恵那市役所】面接対策・基本情報まとめ

恵那市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、近隣自治体について掲載しています。

公務員試験の面接対策においては、まずは志望自治体に関連する基本的な情報を押さえることが大切です。
面接で聞かれ得るというのはもちろんですが、志望自治体や業務への理解を深めるために大いに役立つからです。

そして、そうした情報を面接での回答に活用することができれば、面接官に対してより説得力のある説明ができることでしょう。
この記事を通して志望自治体ならではの特色を理解し、ぜひ面接対策に活かしてください。

なお、その他の自治体については下記の記事からご確認いただけます。

市の概要

overview市の全体像を把握するため、恵那市の概要について整理しておきましょう。

・岐阜県の南東部に位置し、長野県、愛知県に隣接している。

・北部には笠置山、南東部には大船山をはじめとする1,000m級の山々が連なり、市域の約78%が山林で、海抜も約200mから1,700mまでと地域によって大きく異なる。

・市の北部には木曽川、南端の県境には矢作川が流れて自然が織りなす渓谷美を見せ、観光スポットとして人気である。

・中山道の宿場町としての歴史を持ち、その発展が現在の市街地を形成している。

・街中を横断するようにJR中央線と中央自動車道、国道19号線が走り、南部の明智地区へは明智鉄道が市民の足としての役割を担っている。

・東濃地方の中でも観光資源に恵まれ、「恵那峡」や「日本大正村」は近隣から毎年大勢の観光客が訪れるが、一方で宅地造成が進み、名古屋市のベッドタウンとしての顔も覗かせる。

・産業も様々な分野で活性化しており、バイオリン、硬式用金属バットではともに日本一の生産量を誇る。

基本データ

fundamental-data恵那市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押さえておきましょう。

面積

・総面積…約504㎢
・可住地人口密度…約400人/㎢

人口統計

・人口総数…約4万7000人
・年少人口率(15歳未満)…約10%
・生産年齢人口率(15~64歳)…約54%
・高齢人口率(65歳以上)…約36%
・人口1000人当たりの人口増減数…約-14.6人
・外国人人口数…約1000人
・転入者数…約1000人
・転入率(人口1000人当たり)…約31人
・転出者数…約1000人
・転出率(人口1000人当たり)…約32人

※最新のデータに基づいて算出

財政状況

・歳入額…約320億円
・歳出額…約300億円
・地方税…約70億円
・財政力指数…0.44
・実質公債費比率…1.0%
・将来負担比率…0%
・経常収支比率…約90%
・地方交付税依存度…32.7%

※最新のデータに基づいて算出

各種産業の特徴

industry

恵那市の各種産業についても整理しておきましょう。

農業・水産業

・恵那市は周囲を山々に囲まれ、市域の80%を森林が占めている。平均標高約300mもある山がちな地形には、北側の木曽川、南側の矢作川をはじめ複数の河川が流入している。夏は比較的冷涼で、冬は寒さが厳しいものの積雪は多くない。

・平地が少ないため、古くから棚田での稲作や、山間部で芋類の生産が行われ、戦前までは養蚕や林業が盛んであった。

・かつては農地に不向きな土地であったが、様々な工夫により農業生産高は岐阜県内上位となり、農業就労人口比率も全国平均を上回っている。

・畑作ではトマトやスイートコーンなど野菜類の生産が行われている。

・花き栽培が盛んで、特にシクラメンは日本発祥の地として知られ、国内有数の生産量となっている。

・肉用豚の飼育を中心に、第一次産業に占める畜産業の割合が高いのが特徴である。

・海に面していない恵那市では水産業はほとんど見られない。

工業・産業

・恵那市の近代工業化のはじまりは明治時代にさかのぼる。養蚕の盛んであった明智町地区に製糸工場が操業し、大正の最盛期には20軒を超える製糸工場が集積した。1902年(明治35年)には中央本線が開通し、大井駅(現在の恵那駅)が開業し名古屋とのアクセスが良くなると、阿木川沿いに段ボール原紙製造・加工などの工場が興った。

・その後、豊富な森林・水資源のある恵那地域は、パルプ、紙製品製造が基幹産業へと成長していった。さらに、大正期以後は水力発電所やダム建設が続き、「中京の水瓶」として重要な役割を担うようになる。

・中央高速恵那ICの設置が決まった昭和40年代ごろからは、工業団地の造成が本格化した。名古屋市から近いという利便性を活かし、工業製品出荷額も岐阜県内上位グループに入る工業都市に発展した。

・市内には「恵那テクノパーク」など複数の工業団地が立地し、先端技術産業の誘致も積極的に進められている。

商業・サービス業

・恵那市は、2度の大規模合併により13の自治体から誕生した市であり、地域ごとに特徴ある発展を遂げている。

・JR中央線や明知鉄道が通過する旧大井町・旧長島町の地域は、中心市街地に位置付けられ、行政機関や商店、金融機関などが集積している。江戸時代には、JR恵那駅から東へ1kmほどの地域は「中山道」の宿場町としてにぎわった。

・市域南部の旧明智町は、かつて尾張や信州に向かう「中馬脇街道」の宿場町として発展し、明治から戦前までは蚕糸業で繁栄した。その当時の建物が数多く残り、それらは「日本大正村」などをはじめ観光資源になっている。また、明智光秀のゆかりの地としても有名である。

・中東部にある旧岩村町は、岩村藩の城下町である。明知鉄道「岩村駅」周辺にある古い町並みは、重要伝統的建造物群保存地区に選定され、2018年(平成30年)のNHK朝ドラ『半分青い』はこの地がモデルとなった。

総合計画・基本構想等

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自治体において「総合計画」や「基本構想」など呼ばれているものは、自治体の指針となるものです。

まずは簡単にでもいいので全体に目を通し、その自治体が目指している方向性などの全容を掴むことがポイントです。
その後は、あなたの興味・関心に合わせて個別の計画や取組についても調べてみてください。

面接質問リスト

恵那市役所の面接において、過去の受験生が実際に質問された内容をリストとして提供しています(下記のリンクからご確認いただけます)。

恵那市役所で定番の質問をはじめ、一部の受験生しか聞かれていないものの、「いざ聞かれると答えに窮する」「準備しておかなければ答えられない」ような難易度の高い質問も収録しました。

質問されることをあらかじめ把握しておけば、面接試験は決して怖いものではありません。
このリストへの回答を事前に準備することで、恵那市役所の面接試験を突破することができるでしょう。

隣接する市

公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
特に隣接する市は比較対象として挙げられやすいため、下記の自治体についても目を通しておくようにしましょう。

岐阜県

愛知県

所属する都道府県

市役所を受験する場合でも、その自治体が所属する都道府県について聞かれることがあります。
志望先の関連情報として押さえておきましょう。

会社概要
公務員試験面接カレッジ

公務員試験面接カレッジです。過去の公務員試験の面接で実際に聞かれている質問を自治体ごとにリスト化し、それぞれに模範解答を作成しています。「面接試験を制するものは、公務員試験を制す」あなたの合格に、面接カレッジ。

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