瑞浪市役所の面接対策で重要な、市の概要、基本データ、各種産業の特徴、総合計画・基本構想等、近隣自治体について掲載しています。
公務員試験の面接対策においては、まずは志望自治体に関連する基本的な情報を押さえることが大切です。
面接で聞かれ得るというのはもちろんですが、志望自治体や業務への理解を深めるために大いに役立つからです。
そして、そうした情報を面接での回答に活用することができれば、面接官に対してより説得力のある説明ができることでしょう。
この記事を通して志望自治体ならではの特色を理解し、ぜひ面接対策に活かしてください。
なお、その他の自治体については下記の記事からご確認いただけます。
市の概要
市の全体像を把握するため、瑞浪市の概要について整理しておきましょう。
・岐阜県の南東部に位置し、市域の約70％を山林が占めている。
・市の中央部を中央自動車道、国道19号線、JR中央線が走り、平野部が少ないため、市街地は国道沿線に集中している。これらの交通網が名古屋市都心部とアクセスしているため、近年では宅地開発が進み、名古屋市のベッドタウンの役割を持つようになった。
・良好なアクセスと豊かな自然を利用してゴルフ場開発が盛んになり、市域には数多くのゴルフ場が見られる。
・伝統産業は美濃焼で、伝統と歴史に支えられながら現在の生活に溶け込んでいるのが特徴である。
・中山道の往時のにぎわいを伝える町並みや「瑞浪市化石博物館」など、歴史的な観光資源も充実している一方で、中央自動車道・「瑞浪IC」周辺に公的な研究機関や体育施設が次々と建設され、最先端の科学技術を集積した研究学園都市の整備が進められている。
基本データ
瑞浪市の基本データを算出しました。
面接で具体的な数値を聞かれることもあるので、しっかり押さえておきましょう。
面積
・総面積…約175㎢
・可住地人口密度…約700人／㎢
人口統計
・人口総数…約3万6000人
・年少人口率（15歳未満）…約11％
・生産年齢人口率（15～64歳）…約57％
・高齢人口率（65歳以上）…約32％
・人口1000人当たりの人口増減数…約-10.3人
・外国人人口数…約1000人
・転入者数…約1000人
・転入率（人口1000人当たり）…約38人
・転出者数…約1000人
・転出率（人口1000人当たり）…約40人
※最新のデータに基づいて算出
財政状況
・歳入額…約180億円
・歳出額…約170億円
・地方税…約50億円
・財政力指数…0.60
・実質公債費比率…2.3％
・将来負担比率…0％
・経常収支比率…約91％
・地方交付税依存度…23.4%
※最新のデータに基づいて算出
各種産業の特徴
瑞浪市の各種産業についても整理しておきましょう。
農業・水産業
・岐阜県の南東部に位置する瑞浪市は、市の中央部に流れる土岐川とその支流周辺に農地や酪農地が広がっている。
・農業産出額の多くを畜産部門が占めており、企業経営による養鶏や肉用牛の生産が盛んである。
・専用飼料を用いて肥育される「瑞浪ボーノポーク」は市の特産品で、一般的な豚肉と比べて霜降りの割合が高く、肉本来のうま味と脂の甘みが強いのが特徴である。
・典型的な中山間地であることから、狭小な農地で営まれる稲作も盛んである。稲作以外にも、釜戸町平山地区を中心に「まこもたけ」の栽培が行われている他、営農組合によってエゴマが栽培されている。
・市内には、地元産の野菜などを販売している農産物等直売所の他、体験型の市民農園や観光農園も立地している。
・海に面していない瑞浪市では、水産業はほとんど見られない。
工業・産業
・瑞浪市では室町時代から「美濃焼」が作られるようになり、窯業は古い伝統を持つ市の地場産業となっている。志野、黄瀬戸、織部など、窯業の歴史に残る作品がこの地から数多く生み出されてきた。その技術は現代にも継承されており、市内ではそれぞれの地域に伝わる民話や伝統文化、史跡などをテーマにした陶磁器の巨大モニュメントが製作されている。
・南部に位置する陶町には、使用粘土15tの「美濃焼こま犬」や使用粘土32tの「豊穣の壺」などが作られている他、稲津町では重量1.2tの大皿「瑞祥」があることでも有名である。いずれの作品も1999年（平成11年）に、ギネス世界一に認定されている。
・市内には実際に陶芸を体験できる工房や窯も数多く立地している。その他の工業分野では、輸出向けのディナーセットなどを作る洋飲食器の生産や電気機器工業なども見られる。
商業・サービス業
・瑞浪市はかつて「大湫宿」や「細久手宿」のある宿場町として栄えていた。1902年（明治35年）になると現在のJR中央本線が開通し、その停車駅である「瑞浪駅」は市の中心駅に位置付けられた。周辺には市役所や図書館に加え、博物館や美術館、商店街などが立地している。
・商店街では岐阜県最大規模を誇る「瑞浪美濃源氏七夕まつり」が行われることで有名である。
・駅の南を流れる土岐川南岸には陶磁器工場街が立地しており、観光客向けのアトリエや美濃焼の直売所が点在している。
・郊外では国道19号線に商業機能が集積している。「国道19号線に出ればなんでも揃う」ともいわれており、スーパーマーケットや外食チェーン店、家電量販店などが数多く立地している。
総合計画・基本構想等
自治体において「総合計画」や「基本構想」など呼ばれているものは、自治体の指針となるものです。
まずは簡単にでもいいので全体に目を通し、その自治体が目指している方向性などの全容を掴むことがポイントです。
その後は、あなたの興味・関心に合わせて個別の計画や取組についても調べてみてください。
面接質問リスト
瑞浪市役所の面接において、過去の受験生が実際に質問された内容をリストとして提供しています（下記のリンクからご確認いただけます）。
瑞浪市役所で定番の質問をはじめ、一部の受験生しか聞かれていないものの、「いざ聞かれると答えに窮する」「準備しておかなければ答えられない」ような難易度の高い質問も収録しました。
質問されることをあらかじめ把握しておけば、面接試験は決して怖いものではありません。
このリストへの回答を事前に準備することで、瑞浪市役所の面接試験を突破することができるでしょう。
隣接する市
公務員試験の面接では、近隣自治体との比較について聞かれることが多々あります。
特に隣接する市は比較対象として挙げられやすいため、下記の自治体についても目を通しておくようにしましょう。
岐阜県
愛知県
所属する都道府県
市役所を受験する場合でも、その自治体が所属する都道府県について聞かれることがあります。
志望先の関連情報として押さえておきましょう。
